12.アーヤの過去 ページ12
再び小塚目線
彩「あの、若武達には今から
言うこと内緒にしてくれる？」
何か分からないけど深刻な事なのかな？
小「うん、分かった秘密にするよ」
まぁ僕もアーヤよりはないけど
顔に出やすいから、黒木らへんには
バレるかもしれないな………
彩「じゃあ、 話すね、
ここ、京都にはね私のお婆ちゃんと
お爺ちゃんが住んでいるの。
普通の人だったらそれだけ？
って思うかもしれないけどね
私のお婆ちゃんは日本舞踊の先生で
お爺ちゃんは旅館の経営をしてるの
それでね
小学３年生の頃私だけ2年間
京都に住むことになったの
理由は２つ
１つ目はお兄ちゃんの勉強の邪魔をしないため
２つ目は私には友達が居なかったの
だから京都に行けばって
お母さんがね………
京都に来てすぐは
友達を作れなかった
ああ私って何にも出来ないんだ
ってずっと思ってて悲しかったの
そんな時、お婆ちゃんがね
日本舞踊を教えてくれたの
今までに感じた事のない感覚だったな
凄く、楽しかった
学校の子に勇気を出して話してみたの
そしたら皆優しくてね
沢山友達が出来たの、
でも、月日はたって小学5年生になって
帰らなきゃいけなくなったの、
大好きな友達と離れなきゃいけなくなって
その後、6年生になって出会ったのが
皆なの、
あれ？私小塚君に
聞かれてない事も話しちゃった
ごめんね」
何だか僕の心が熱くなっていく
気がした
小「そうなんだ、アーヤ話してくれて
ありがとう、
僕にも頼っていいからね
少しのワガママなら聞いてあげれるから」
自分でもいうのが恥ずかしいな
彩「ありがとう小塚君」
小「ううん
さっ何をしよっか」
彩「ついてきてほしいところがあるの、」
小「いいよ、行こっか」
彩「うん！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みー - 陸上クラブは知っているのパスワード教えてください｡お願いします！！ (2020年2月14日 17時) (
レス) id: d2fe880f79 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - 陸上クラブは知っているのパスワード教えてください!! (2019年12月19日 19時) (レス) id: 90c2400510 (このIDを非表示/違反報告)
M Yuiki(プロフ) - 陸上クラブは知っているのパスワード教えて下さい! (2019年12月1日 18時) (レス) id: 72ed035e10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 面白かったです！続編が楽しみです (2019年10月9日 21時) (レス) id: 32185305c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 早く続編が読みたいです (2019年7月15日 19時) (レス) id: 42694dc0bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しろいくま | 作成日時：2016年6月25日 18時
