ステージからの景色 (ページ3)

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あの子に出会ってから数日後

「あの日が何年も前に感じる…」

ボソボソと独り言を呟いてたら

薮「なーにブツブツ言ってんの？

あの子のこと？」

俺がいくら隠しても薮にはバレバレみたい

薮「そんな寂しそうにすんな！

…よし。撮影終わったらどっか遊び行くか！」

薮は俺を元気づけるため、誘ってくれた。

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撮影が終わり、俺らはとりあえず街中をぶらぶら

「どこいくー？」

薮「昼食ってないし飯とか行っとく？」

「そだね！」

携帯でお昼ご飯を食べるところを探していると

？「あのっすいません」

後ろから声をかけられた

振り返ると顔を赤くして
「光くんと薮くんですよね？握手してもらえませんか」って言う女の子の姿

「えっ、」

みるみるうちに自分の顔が赤面するのがわかった

1人であわあわしてると

薮「もしかしてこの子があの時の？」

小声で質問してくる薮に俺は静かに頷いた

薮「いやー、ありがとね！」

薮はその子に握手をして「あ、ごめんちょっと電話…。もしもーし_____」

少しベタな嘘で薮はこの場から離れた

持っていた俺の携帯が鳴る。

液晶画面には

やぶっち:がんばれよ！

の文字。

俺は勇気を振り絞り

「この前のツアーきてくれてたよね？」

質問してみた。

・