報告 ページ3
「チャンミン！どこ行ってたんだよ！今何時だと思ってんだ！」
自宅に戻るとすぐさまユノヒョンの怒号
連絡も入れずに無断外泊はマズかった
怒鳴られて当然だけど
「すみません。お説教は後で聞くんで取り敢えず準備させてください」
そう俺には時間がない
Aさんに作ってもらったおにぎりは離さず急いで支度をする
「別に、どのに行っても良いけど外泊の連絡くらいはしろよ」
ハイハイ
そうですね
「何かあったら庇えなくなるかもしれないのに」
分かってますよ
「変なとこ行ってないだろうな？」
変なとこってどこですか・・・
そんなとこ俺が出入りするとでも？
「その巾着袋、置いたら？」
「嫌です！」
「これには返事するのかよ・・・」
「この中には大事なものが入ってるんです！」
「なに？なにが入ってんの？」
ここからはまたスルー
ヒョンのお説教をスルーしながら、なんとか迎えが来る前に準備が終わってホッと一息
車に乗り込み早々に巾着袋をオープン
至って普通の、ごくごくシンプルなおにぎりが３つ
だけどこの３つのおにぎりが、どんな高級な料理よりも美味そうに見える
いや、食べなくても見ただけで分かる
絶対に美味い
「どんだけ大事なものが入ってると思ったら、ただのおにぎりじゃん」
「馬鹿にしないでください。コレは特別なおにぎりなんですから」
俺の為にAさんが作ってくれた特別で極上のおにぎり
「ふーん…女か…」
あ、バレた
でもまぁ良いか
どのみち、ヒョンには報告しないといけないし
「そうです。俺、彼女できたんで」
「今度はどんな女？」
「‘今度は’って…」
そんな次から次へと取っ替え引っ替えしてるように言わないでくださいよ
「どのくらい続きそう？」
それは自信を持って言えます
「一生」
「へ？」
「だから死ぬまで一生続くんです」
「そこまで惚れ込んでんの？」
「はい」
例え結婚出来なくても
絶対に離さない
「へー、そこまでの女ってどんな女？俺も知ってる人？」
「・・・その内ヒョンにも会わせますよ」
会わせようとしなくても、会うことになりますけどね
「どんな女でも良いけど、色々気をつけろよ」
「はい」
大丈夫ですよ
そう簡単に世間にバレたりしませんから
なんせ彼女は同じマンションに住んでるし
外に出たくなったらあの公園もあるし
俺たちは出逢うべくして出逢った２人ですから
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純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、チャンミンくんのお話し楽しんでいただけましたか？次はユノユノのお話しです！そちらも是非よろしくお願いします(≧∀≦) (2018年4月12日 23時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うははは(≧∀≦) (2018年4月12日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - チャンミン、ダッシュでユノボッチ(≧∀≦) (2018年4月8日 11時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 流石、ゆの、ユノ(≧∀≦) (2018年4月3日 1時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - やはー(≧∀≦) (2018年4月2日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年3月4日 20時
