男として ページ41
それからも色々聞いてみた
あの高級外車は日本の先輩芸能人から借りたもの
お酒が飲めないと気付いた時のあの顔は、浮いたお金の心配をしたからだとか
本当にキミは聞いたことには素直に答えてくれるんだから
「なんだか今日は色んな意味で楽しかったわ」
どうやら今日のデートの締めはあの公園だったらしく
公園を出てから真っ直ぐマンションに帰ってきた
「食事代、半分払うわ」
「は？好きな女性に食事代なんて払わせるわけないじゃないですか」
「年上が年下にご馳走になるわけにはいかないじゃない」
「…またあの２人と比較しますけど、タナカくんやカネコくんより俺の方が確実に稼いでますから」
「だから！あの２人を引き合いに出さないで！」
「何でそんなにあの２人の肩を持つんですか？」
そんなの私の大事な部下だからよ
お調子者でいかに上手く仕事をサボるかを真剣に考えてるどうしようもない子たちだけど
それでもやっぱり可愛いのよ
「どっちが好きなんですか？」
「何ですって？」
「そんなにアイツらの味方をするって事はどちらかに気があるんですよね」
下手すれば親子ほどの年齢差がある彼らに気がある？
「あんなピヨピヨ言ってるヒヨコちゃんたちなんて相手にしないわよ」
「だったら俺にご馳走されてください」
もう…なんだかスッキリしないけど、チャンミンも全く引く気はないのね
「分かった…ありがとう、ご馳走様でした」
「どういたしまして(^^)」
満足そうにニッコリのチャンミン
「キミもね、変な嫉妬なんてしないでそうやってニコニコしてなさいよ」
「言っときますけど、俺が嫉妬してしまうのはAさんのせいですよ？いらない事まで言ってしまうし…」
確かにキミはいらない事まで言ってた
そんな素直なキミに私も今日思った事を１つだけ教えてあげる
「今日のチャンミンは本当に格好良かったわ。
最初見た時、あまりにも格好良すぎて言葉も出なかった」
「そんなに？」
「そんなに(笑)だからずっとドキドキして焦ったわ」
「Aさんから見たら今日の俺…ちゃんと男でした？」
「そうね、ちゃんと男だった」
今日が初めてかもしれない
チャンミンを異性として見たのは
「・・・嫌だったらひっぱたいてください」
そう言ってそっと近づいてきたチャンミンの顔
以前のほんの一瞬の出来事とは違う
今度はしっかりと重ねられた唇
ひっぱたこうと思えば出来たのに
拒みたくない自分がいたの
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純蓮(プロフ) - wakaさん» wakaさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えられてるでしょうか(。>A<。)今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、コメントありがとうございます！やっとここまで来ましたよ(;^_^A 今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナは、ワガママねウフフ(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わーい30過ぎて色々あってもやっぱり好き！ヒロインちゃんは、よく、考えるね、うん(OvO)考えたら、考えただけ、チャンミンが好きになるよ！キットね(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なかなかいい感じにフフフフ今後に期待！ (2018年2月25日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年2月10日 12時
