それは突然に ページ42
「何でひっぱたかないんですか？」
唇は離したものの、至近距離のままそう聞いてくるチャンミン
そんなの・・・嫌じゃなかったからよ
ただそれだけ
でもそれを口に出せない私
黙ったままの私にまた唇を重ねるチャンミン
今度は深く・・・
私・・・何やってるんだろう
こんなマンションの廊下で
絶対に相手にしない年下男に
何を黙ってキスされてるんだろう
しかもそれが嫌じゃないって・・・
「部屋…入れてください」
チュッと音を立て離れたチャンミンの唇
名残惜しい・・・なんて思ってしまう
だけど
今キミを部屋に入れたら・・・
分かっているのに
そんなのいけない事だと分かっているのに・・・
チャンミンのやることなすこと全て受け入れてしまう
「またそんな簡単に…どうなっても知りませんよ？」
チャンミンがいま望んでいること
恐らく私も同じことを望んでいる
どうしてそんな事を思うの？
流されてるだけでしょう？
こんなの
本気で私を好きだと言ってくれてるチャンミンに失礼じゃない
格好つけたくせに緊張してたり
私の部下に嫉妬して張り合ったり
挙げ句の果てにはゲームやレゴが大好きで
やっぱり年下だと思う事も多いのに
何でだろう・・・
チャンミンが欲しくて欲しくて堪らない
「教えてよ…」
なぜこんなにもキミが欲しいのか
私たちは・・・私はどうなるのか
「まだ今なら止められますよ？」
「止めなくいい」
「あとで‘無かった事に…’なんて言っても通用しませんよ？」
そんなに確認しなくても分かってるわよ！
今度は私からチャンミンの唇を奪った
「いいって言ってるでしょ！」
もう頭も心も身体も
理性というストッパーは壊れてる
激しく深く舌を絡ませ
もつれながら倒れ込んだ寝室のベッド
ネクタイを外すチャンミンの姿に私の心臓が大きく音を立てる
急かすようにワイシャツのボタンを外してあげると
その手をギュッと掴まれた
「俺、逃げたりしないから…もっとゆっくり…ね？」
このタイミングで敬語じゃなくなるって
何で突然こんな気持ちになるのよ
だってそんはず無かったでしょ
ここにきてチャンミンが好きだという気持ちが急に押し寄せてきた
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純蓮(プロフ) - wakaさん» wakaさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えられてるでしょうか(。>A<。)今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、コメントありがとうございます！やっとここまで来ましたよ(;^_^A 今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナは、ワガママねウフフ(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わーい30過ぎて色々あってもやっぱり好き！ヒロインちゃんは、よく、考えるね、うん(OvO)考えたら、考えただけ、チャンミンが好きになるよ！キットね(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なかなかいい感じにフフフフ今後に期待！ (2018年2月25日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年2月10日 12時
