何で私には意地悪なの。

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ケースケ「当たってるの？」



ナツメ「うん、完璧。」



アキノリ「確かに。」



…分かってしまったかもしれない。



レイ「んー…瞳の奥にも何か見えるわ。」



そう言いながら月浪に近づく千堂。



…分かってしまったから、さん付けとかしない。



月浪の頬に手を当てる。



レイ「そうなのね。君はいつも寂しかった。


寂しさも苛立ちも、今までの災いの元が、私…見えちゃった。」



…ハァ…好きだったのになぁ。



トウマ「な、何なんですか？」



レイ「君についている…魔神ね。」



…は？



この人、本気でふざけてる？



ナツメ「魔神!?」



アキノリ「魔神ってひょっとして…不動明王のことか？」



…私は、剣武魔神達とは結構昔からの仲だ。



だからその剣武魔神達を災いとか言われるのは…腹が立って仕方ない。



レイ「このままだと…魔神は君に、災いをもたらすことになる。」



そう言いながら月浪の持つ妖怪ウォッチ・オーガを見る。



レイ「でも…」



そこまで言って月浪の耳元で話し始める。



…月浪汚すなこのババ…これ以上言ったら可哀想か。



私も人のこと言えないしね。








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