何で私には意地悪なの。

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『…何て？』



ナツメ「だからー…千堂 レイ！パーフェクト占い師だよ！」



ナツメが必死に説明してくるのは、最近有名な占い師のこと。



『ほら…私って占いとか信じないタイプですから。』



ナツメ「他は信じるくせに！」



『さとりって妖怪の方が信憑性高いね。』



ナツメ「…何その妖怪…。」



え、知らないの？



多分有星辺りなら知ってると思うけど。



『だってさー…占い師って…ハァ。』



ナツメ「何で溜め息？」



『いや別に…。』



…こう見えて昔はね。



未来が見えるような妖怪だったんです。



だから占い師とかバカばっかだって知ってるっていうか。



…今も未来を見ようと思えば見えるんだよ。



見ようとしていないだけで。



ほら…私ってチートなんじゃないかってよく言われてたしさ。



ハルヤ「パーフェクト占い師ねぇ…。」



『急に何だよ。』



ハルヤ「いや…今日の夜、暇？」



『…今日の夜？』



カイラの所に行こうと思ってるんですけど。



『暇じゃないわ。』



ハルヤ「…そう。じゃあいいや。」



『うん。』



妖怪探偵団行くし。








＊

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