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S「智くん！！！！！」
聞き覚えのない声で俺の名前を呼んだのは
紛れもなく翔ちゃんで、
俺はその声を聞くと
翔ちゃん達の方へ駆け寄っていた。
O「お客様、おやめ下さい。」
男性が翔ちゃんの腕を掴んでる手を掴む。
？「は？客の話に突っ込まないでくれる？」
O「嫌がっているじゃないですか。」
？「あ…お前だな？翔子を連れ出している大野智ってのは…。」
O「…え？」
？「ンなもん、調べたらわかんだよ。」
この人…見たことある…。
ニノが音楽雑誌片手に話してくれてた…。
翔ちゃんのお兄さん…
櫻井大和だ…。
有名な指揮者であり、
翔ちゃんのマネージャーであるとか…。
こんな人が翔ちゃんのお兄さんなのか…？
Y「昨日は、園田グループのパーティーすっぽかすくせして、La tormentaの練習は行きやがる…。」
え…。翔ちゃんが…？
翔ちゃんの方を向くと俯いていて
お兄さんの言葉を否定しないでいた。
…でも、翔ちゃんのことだから
何か理由があるはず…。
Y「ほら、帰るぞ。」
O「お客様、お引き取り願えますか。」
Y「は？」
O「彼女嫌がってますし、大声出されては他のお客様のご迷惑です。」
Y「うるせえな！」
O「もしお引き取り下さなければ、警察を呼びますよ。」
翔ちゃんのお兄さんは掴んでいた手を離し
Y「覚えてろよ。」
そう言いながら俺を睨んで店を出て行った。
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ぽてほたて(プロフ) - Sullivanさん» ありがとうございます！！引き続き読んでくださると嬉しいです！！ (2016年12月11日 18時) (
レス) id: aa6b3b281b (このIDを非表示/違反報告)
Sullivan(プロフ) - 素敵なお話ですね^^ これからも頑張ってください！ (2016年12月10日 4時) (レス) id: 689d8df3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてほたて | 作成日時：2016年11月6日 18時
