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4話 ページ5

貴方side




「ずっと…ずっと…隠してたんだと思う…。叔父上は多分知っていたはずだ。それでも僕には黙っていたんだ…何故…?」





ダン「……お前が精神的に壊れるのを心配してか……もしくは…ウイリアムがソロモンの末裔だと知っていたから黙っていた。」





「そんな…バートン叔父上…。」





ダン「会ったときに聞いてみてはどうだ?」






「うん…。ダンタリオン……。ウイリアムが君達を拒んでるのと同じように僕も…拒まれる?」




ダン「…っ。分からない…。」




嫌なんだ…ウイリアムの傍から離れるのは




カミオ「(人1)。君は…。」





「僕が何ですか?総代。」





シト「ルシファー猊下の"落とし子"だ。」





「え…魔界の皇帝……ルシファーの…??」





うそ………ルシファーの……落とし子…?





ダン「…受け止めきれないならそれでいい。まだそれでいい。だけど…お前は半魔だ。祓魔師に見つからないようにしろ。」





「ダンタリオン……。暫く姿消しても大丈夫か…。その間……ウイリアムから目を離さないでくれ。少し魔界に戻る…。」





シト「私が着いていこう。きっと迷うからな。(人1)。私はお前が心配だ。」




「シトリー……ありがとう。」





ダン「その間、バフォメットと一緒に行動しておけ。バフォメットには伝えさせる。アモン、マモン。」





アモン&マモン「「はっ。」」





「シトリー…。良いの?」





シト「いいと言っている。」





「じぁ、明日の夕方に…行くよ。」




ダン「アシュタロス閣下に会っておけ。」





「分かった…。」





こうして、僕は魔界へ帰省することになった





ウイリアムの目の届かないところで…少しでも気持ちを落ち着かせるために





「ウイリアム…。分かったら教えるから…。」





アシュタロス閣下にシトリーと共に会いに行ってくる。

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作者名:夏みかん | 作成日時:2017年2月28日 16時

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