155日目 ページ11
ASide
目が覚めると知らない所にいた私。
鼻にツンとくる薬品の匂いからここは病院だと推理する。
身体を起こしてみると病院のあの服に着替えさせられていた。
そして同時に腹部に痛みが走る。
A「ッ…」
するとそこに看護師さんらしき人が入ってきた。
看護師「あ、Aさん。おはようございます。今、先生呼びますね。」
一人で話を進めてしまう看護師さんに首を傾げていると、今度はお医者さんらしき人が入ってきた。
医者「Aさん、気分はどうですか?」
普通だと答えると、お医者さんさんは急に真剣な顔つきになった。
え、なに。
医者「Aさん、なぜこんな所にいるか、覚えていますか?」
そんなことを聞かれた。
自分がなにか大変なことが起きたから病院なんかにいるんだ。
覚えているは、ず…なのに、なんで思い出せないの…?
A「私は、なんで病院にいるの?」
医者「Aさん、あなた、記憶障害を引き起こしています。」
え…記憶、障害?
そんなはずない。
そう思い直し私はありきたりに自分の名前を思い出そうとするが、どうしても出てこない。
A「え…?私は、だれ?」
医者「ご家族のお名前やお顔は、わかりますか?」
A「私の…家族?」
医者「Aさんには、お姉さまがいらっしゃるのですが…」
家族の顔はもちろん、姉がいたかだなんてわかりっこない。
医者「お姉さまは今、海外にいるそうで…」←また海外かよ
その後はなぜ自分がこんな所にいるかや、自分がどんな仕事をしているかなどを聞かされたがこれっぽっちも覚えていなかった。
それどころか記憶を呼び起こそうとする度に頭がガンガンと痛むのだ。
けど、自分にはなにかとても大事な人たちがいたような気がする。
失ってはいけないような、家族のように大事な人たちが…
あれ、誰だっけ…?
355人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しづくん - いつでも、作者さんの気が向いたときに更新してください。ずっと待ってます‼! (6月15日 22時) (レス) id: 2018403e99 (このIDを非表示/違反報告)
しづくん - このおはなしすきでーす がんばってくださーい ((幼稚園児かよww (6月15日 22時) (レス) id: 2018403e99 (このIDを非表示/違反報告)
ひぬちャんin犬小屋(プロフ) - とっても面白いお話なのでできればでいいのですが更新していただきたいです・・・!ずっと待ってます! (2022年6月5日 15時) (レス) @page47 id: ebfbfb35ac (このIDを非表示/違反報告)
みおん - 更新頑張ってください!!!応援してます (2022年2月20日 14時) (レス) id: 2018403e99 (このIDを非表示/違反報告)
みおん - 作者様、リクエストありがとうございますm(_ _)m (2022年2月20日 14時) (レス) @page47 id: 2018403e99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:プラス. | 作成日時:2020年9月22日 22時