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100円でいいから! と、付け足してお願いするスバルの頭にチョップが落ちた。
「突然すぎるわ!」
「あたっ」
いてー と言いながらチョップをした人物の方を向くスバル。
「初対面で行きなり金をせびるな。行儀知らずだろう」
ため息をつき、短いお説教をした人物。
黒髪の短髪に、青色の瞳をもつ氷鷹(ヒダカ)北斗(ホクト)。
夢ノ咲学院アイドル科2年A組、部活動は演劇部、そして所属ユニットはスバルと同じTrickstarである。
「...すみません。こいつの発言は無視してください、アホなんで」
真面目な顔で少女に謝罪し、 アホとか言うなよホッケ〜 と言うスバルを無視し 行くぞ と彼を引きずり学院内へ入る北斗。
「【ホッケ〜】って呼ぶな」
ズバッと一言言う北斗。
去っていく二人の後ろ姿を見て、
(あのお兄さんもかっこいい...。またここ通ろう...)
と思った少女も、遅刻しないよう小走りで自身の中学校へ向かった。
学院内に入ってもなお、北斗に引きずられているスバル。
「【氷鷹北斗】なんだからホッケ〜でOKでしょ☆」
しかし彼は全く気にすることなく、人懐っこい笑顔を浮かべ、北斗を見上げて言った。
「んじゃホッケ〜がお金貸してくんない!?」
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、 - この作品の続編ですが、最新作はオリジナルフラグが外れておりません。違反行為ですのでちゃんと外して下さいね (2018年8月9日 18時) (レス) id: 93bb7a0f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白銀桜夢 | 作成日時:2017年10月29日 17時