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「いや、あの……レベル低いって言ったのマジで申し訳ございませんでしたとしか言えねぇ……」
某月某日。映画祭が始まって数時間後の午後_時。監督生は誰かに対して言っている訳では無いが、前言撤回を行っていた。
「ぶっちゃけオレもそんな期待してなかったんだけど……全部レベルヤバすぎね?」
「それなー。私たちの映画、大丈夫かなぁ……」
「あぁ、そうか。もう次がうちの寮……ハーツラビュルの……」
「『25時、ツイステッドコードで。』。いやー、これは心にぶっ刺さると思うよ? 現にハーツラビュル寮生の全員の心にロックオン☆しちゃったし」
「子分、お前……そんなキャラだったか?」
「こんなキャラだったよ。知らんけど」
『まもなく、ハーツラビュル寮によります『25時、ツイステッドコードで。』のPVが────』
「お、始まった」
スクリーンに、監督生によって作られた紹介PVが流れ始める。
「いやー、これは我ながらいい出来だと思うよ! まぁ、ここで流すことになるとは思ってなかったけど……」
何故PVをここで流すのか。疑問に思った人もいるだろう。その答えはただ1つ、『そういうルールだから』。
映画祭のルールの1つ『学園HPに公開したPV及びMVは全て本番の始まる5分前に流すこと』、という謎のルールがある。復習のような役割があるらしい。
「はぁ……撮るときも緊張したが、なんていうか……この時間が1番緊張するな」
「そういうもんだよ。知らないけど」
「いや知らないのかよ」
「そうだよ知らないよ」
「知らないのか? 子分」
「知らないよ親分」
「……いや、今のなんだ?」
「……男子高校生のノリじゃない?」
「そういうものなのか?」
「そうなんじゃない、知らんけど」
「知らないのかよ」
「そうだよ知らないよ」
「知らないのか? 子分」
「知らないよ親分」
「……なんで2回もしたんだ?」
「知らない」
「知らないのかよ」
「そうだよ知らないよ」
「知らないのか? 子分」
「知らないよ親分」
おそらくこの4人はこの5分間をNRC生の中で1番無駄に使った。
開演→←https://www.pixiv.net/novel/series/9776555
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あめ(プロフ) - あん@瑠璃のサブアカさん» 実は普段、支部の方で書いているのですが書いている方のアカウントが使えなくなってしまい続きが書けない状態で…(支部で書けている分はコピペすればこっちで更新はできるにはできるので言い訳にしかなりませんね。ごめんなさい)コメント、ありがとうございます…! (2023年4月2日 23時) (レス) @page9 id: 17b84936b8 (このIDを非表示/違反報告)
あん@瑠璃のサブアカ(プロフ) - とても面白く、読んでいて先が気になるような作品でした。これからも応援しています…! (2023年4月2日 23時) (レス) id: defeb371e1 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ロエナさん» いえいえ!全然大丈夫ですよ〜。コメントが来るのも久しぶりですっごく嬉しかったです!ご質問、ありがとうございました! (2023年1月4日 22時) (レス) id: 17b84936b8 (このIDを非表示/違反報告)
ロエナ - なるほどそういうことでしたか、!!返信がなんとお早い、、、。こんな夜遅くに返信してもらいありがとうございます!!!!それに気付かなかったのは私の確認不足なので本当にごめんなさい!! (2023年1月4日 22時) (レス) @page27 id: 222bdc0355 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ロエナさん» そしてその点に関しての描写も出来ておらず、申し訳ございませんでした。詳しいことはまた、どこかでしっかりまとめて話しますのでそれまで気長に待っていただけると幸いです。 (2023年1月4日 22時) (レス) id: 17b84936b8 (このIDを非表示/違反報告)
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