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Aサイド
山口よ、いつもツッキーって呼んでるのやっぱ目立つらしいぞ
そりゃあんまり人を寄せつけない人にいっつもツッキー!って突っ込んで行くしね
うるさい山口って言われてもごめんツッキー!!ってコントかよって私笑ったし
A『そうそう!ツッキーって呼ばれてるので覚えてるのはウケる』
咲「あのツッキーって呼んでる友達なんか子犬感あるよね!」
舞「あの周りをうろちょろしてツッキーツッキーって感じね、わかる」
山口!同級生女子に子犬扱いされてるよ君!
確かに私も思ったけど
咲「てかそれでAブレザー着てないわけね!」
舞「なんかA男バレと縁あるよね、運命?」
ニヤニヤしながら舞ちゃんに聞かれた
咲「たしかに!この前パンツ見たしね!」
咲ちゃんが笑いながら言うと舞ちゃんが何それ詳しくと詳細を聞き出していた
確かにワンチャン私がハイキューを思い出したあの日から運命が変わったのかもしれないと思った
まあそんなことを考えてもどうにもならないよね〜と机に突っ伏して時計を見る
それにしてもツッキーはいつ来るんだもう半日終わったけどと思って廊下の方を見ると、ブレザーを持ってちょうどうちのクラスに入ってくるツッキーと目が合った
机に突っ伏していた体勢から勢いよく立ち上がってツッキーに駆け寄る
月島「このブレザー君のでしょ、音駒の主将に頼まれた」
ぶっきらぼうに言いながらブレザーを渡された
A『私のです!すみません!わざわざ持って来てもらって』
月島「ホントにね。忘れ物とか迷惑だし」
うぅぅ〜辛辣〜!初対面ツッキー辛辣〜!!
本当は忘れ物って言うか逃げる手段に使ったんだけど素直に謝るしかないよなー
A『誠に月島くんの言うとうりですごめんなさい!!』
頭をバッと下げた
月島「ちょっと!ここ教室だしそんな頭下げたら僕がわるいみたいだからやめて!」
A『だって迷惑だって言われたから謝るしかないのでは…』
月島「次から気をつけるとかあるでしょ…」
A『次気をつけます!』
月島「ハイハイ、じぁ僕ちゃんと届けたから」
ツッキーが背中を向け歩き出す
あれ、ツッキーに呆れられてしまったわ…
なんで?
だって推しに迷惑なんて言われたら頭下げて謝るしかないでしょ
A『ありがとうツッキー迷惑かけてごめんねー!!』
あっ…と思った頃にはもう遅い
ツッキーツッキー言ってたからつい本人にも言ってしまった
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朱音(プロフ) - 転生系のお話なんどか読んだことがあったのですが、このお話がダントツで面白くて一気に読んでしまうぐらい大好きになりました!!!自分のペースで頑張ってくださいね。応援しています!! (2020年11月27日 3時) (レス) id: 3e330fcded (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 推しは宮ツインズです!これからも無理せず頑張ってください! (2020年11月26日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんり | 作成日時:2020年11月18日 22時