ハイエナの心境 ページ21
｢はい、あー｣
｢ん｣
…気まずい！！Aさんに折角だから一緒に昼飯食べようと言われて植物園で食べようとしたはいいもののAさんに膝枕されたままレオナさんはご飯食べさせてもらってる2人の周りだけ雰囲気が違うから気まずいのなんのって…
どういう関係なのか気になり恐る恐る口を開く。
｢あ、あの〜Aさんとレオナさんってどういう関係なんスか？オトモダチって言うには距離感が近すぎるし…｣
｢あ？従者だよ。｣
｢は！？俺はレオナの従者になったつもりは無いぞ！？王様の頼み事は断れないからこうしてやってるだけで…｣
｢…母親を召使いだと思ってるダメ息子とそれをいつまでも甘やかし続けるダメ親にしか見えないッス｣
｢母親でもない！…でもそう言われると母親ってところ以外否定できないな。はは、俺は甘やかして伸ばすをモットーに生きてるからな。｣
Aさんは少し照れたように頬をかくと愛しいものを見るようにこの一瞬の間に寝てしまったレオナさんを見た。
それは恋人を見るような甘いものではないけれど、大事な宝物でも見つめているような少し眩しそうで、心から愛しむようなそれでいてその奥の奥に誰にも渡したくないと言うような独占欲が混ざったもので
その視線を自分に向けて欲しいと少しだけ思ってしまった。
でもこんなにキラキラした2人の間にスラム育ちの俺が入るなんて世界が違いすぎて場違いにも程がある。
｢ラギーくん？｣
どうやら見つめすぎてたようで声をかけられる。そこでハッとして慌ててあやまる。
｢あ、ごめんなさいっス！ボーッとしてたみたいで…
俺なんかお邪魔みたいなんでそろそろ行くッスね！｣
その場に居たらグルグルと考えてしまいそうで逃げるようにその場を去ろうとするとAさんも用事があるからと言って立ち上がった。
レオナさんに先に行くねと声をかけて俺の横を歩き始めると不意に声をかけられる。
｢…何考えてんのか知らんけどな、レオナはまぁ後輩じゃないけどラギーくんは俺の可愛い後輩だ。俺は可愛い子には旅なんか危ないことさせないで安全なとこで可愛がれ主義だから可愛い後輩のラギーくんもいつだって甘えに来ていいんだぞ。
お小遣いだろうがスキンシップだろうがなんなら地位だろうがねだられれば欲しいものはなんでもやるさ。
ところでさっき何か俺を見てたけど何貸してほしいものでもあったか？｣
ん？と笑うAさんはエスパーなんじゃないかと思うくらい俺の欲しい言葉をくれた。
多分この学園は可愛いの擬人化専門校だと思うんだよね←→←1年生を、ましてや3つも下の子をパシらせなんて！！
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レインコート - はっ､､､！超天ちゃん！？ (10月15日 15時) (
レス) @page26 id: 743bb0d751 (このIDを非表示/違反報告)
珂穏(プロフ) - 退会してしまわれたのでしょうか？さっき一気読みしてとても楽しく読ませて頂いていたので悲しいです。またいつか会えることを願っています (2021年8月29日 0時) (レス) id: 011a9201d8 (このIDを非表示/違反報告)
ガスマスク（マリー） - まじあたしもジャミル全肯定botなった（笑） (2020年7月11日 21時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
@ペストマスク(元蓮華籠)(プロフ) - セドナさん» あ、ほんまや…ご指摘ありがとうございます！直してきます！ (2020年7月1日 22時) (レス) id: 505d1a73bb (このIDを非表示/違反報告)
セドナ(プロフ) - こんにちは。いつも更新楽しみにしてます！指摘なんですがブラットじゃなくてブロットだと思いますよ！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
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