bjさんにも兄がいた2

1 ページ2

圭「兄貴！紹介したいやつがいるんだけど」

『紹介したいやつ？』

特にすることもなく部屋でゴロゴロしていると遊びに行っていた圭介が帰ってきた

圭「俺の友達！」

圭介が紹介したいという程だから相当気に入っているのだろう

『ちょっと待ってろ』

部屋着だったのでパッと着替えてバイクを取りに行く

『どこに行くんだ？』

圭「〇〇公園に行って！」

『了解』

〇〇公園に行くと公園の真ん中で蹲っている子供がいた

『あいつか？』

圭「うん！おーい、一虎！！」

一「やっと来たのか」

圭「俺の兄貴連れてきたぞ！」

『えーと一虎くんだっけ？圭介の兄です。よろしく』

一「…よろしく」

紹介されたけど向こうもあまり乗り気じゃない感じだし俺帰っていいのか？

『圭介、兄ちゃんもう帰っていいのか？一虎くんは圭介に会いたかっただけなんじゃ…』

圭「俺の兄貴はめっちゃ強い不良なんだぞって言ったら一虎が会いたいって言ったから連れてきた！」

えぇ、俺の弟可愛い過ぎねぇ？

一「場地の兄ちゃんかっけぇな」

えぇ、一虎くんも可愛いな

『場地だったらどっちか分かんねぇからAでいいぞ』

一「Aさん…」

『おう』

一「俺、Aさんの武勇伝聞いてみたい」

『えぇ…』

圭「俺も聞きたい！」

圭、一「だめ？」

武勇伝とか特にないし自分で話すのは少し恥ずかしいけどこんなに可愛くお願いされたら断れねぇよな？

『わかった、話せばいいんだろ』

圭、一「やった！」

2→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す