55.夢見てたの ページ16
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ドンッて壁に押し付けられて、今度はわざとらしく音を立ててキスしてくる。
「やっ…んん…りょ、、すけ来ちゃ…っん」
私の言葉も、涼介の足音も構わずにキスを続ける有岡くん。
無表情だった。
さっきまでの、狂気に満ちたような笑顔でも、時々見せる辛そうな悲しそうな顔でも、怒ってるみたいな顔でもない。
「んっ!」
有岡くんの左手は私の両手首を掴んだまま。
右手は…
有「あーあ、スカートなんか履いちゃうから…」
私の、下着の中に入ってきた。
「んん!やら、やっ…は、ぁ…」
顔を左右に振って抵抗してみても、分かってるみたいについてくる。
頑張って閉じてる足も無理やり開かれて、有岡くんの中指が、ショーツの上から割れ目をなぞった。
有「ん、ふふっ、やっぱ濡れてんじゃん…っ
いつ山田がくるか分かんないのに犯 されてるこの状況に興奮してんでしょ…」
えっち…
そう、耳元で囁かれればお腹がきゅん、ってして足の力が抜けちゃうの。なんで、私が耳弱いの知ってるの……
部屋にぴちゃぴちゃ唾液と舌の絡み合う音が響いて、廊下の方からは涼介の「…Aー?」って私を探す声が聞こえる。
どうしよう。
こんなのバレたら…
有「ねえ、何考えてんの?今は俺と指に集中しろよ…」
するっと、滑り込んできた指。
初めて直に触られた。
有岡くんの中指が少し動くだけでくちゅって音がしちゃってるの気づいてる。
有「ほら、声我慢しなきゃ山田にバレちゃうよ?」
「ん、んっ」
初めてこういうことをする時は、優しくて温かくてもっとゆっくりじっくりされるんだって勝手に夢見てた。
でも、全然違う。
こんなの、私が夢見てたのじゃない…
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すず(プロフ) - 続き読みたいです、、、 (2023年3月22日 21時) (レス) id: 805e7134f6 (このIDを非表示/違反報告)
香奈@ゆーや担 - はじめまして!この作品、とても素晴らしいです!更新頑張ってください!あと……、『毎日JUMP』のパスワードって教えて貰えますか?よろしくお願いします! (2018年6月8日 17時) (レス) id: b5bdab2fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - るなさん» ありがとうございます!今少し仕事がバタバタしていて更新頻度が落ちてしまっているので、もっとがんばります! (2018年4月5日 11時) (レス) id: 3432f9431c (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すごくドストライクなお話です(>_<)更新頑張ってください! (2018年4月3日 18時) (レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - お気に入り登録100人ありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いします(^^*) (2018年3月20日 20時) (レス) id: 3432f9431c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきの | 作成日時:2018年2月25日 16時