花言葉詩集

散涙 −七夕２− ページ34

ねえ、

"あの日からいくつになるの？"

薄闇の世界で僕は問う



"あの日の雨は今年はないの？"

雲に覆われた君に問う

あの日犠牲にした花に問う




夜空に暉く数多の星よ

「お願い...、お願いだから、今年こそ...」


ねえ、

どうして....



ねえ、

会えないの....



あぁ、

鉛雲に手を伸ばす僕




"あの日"がただ虚しくて


涙がただ止まらなくて



花が散り

そして落ちてゆく


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こんばんわ、久々の更新です。
テストも無事に終わり(←死んだ...)、しばらくぼーと過ごしてました...。

気づけばもう7月ですね。

去年の今頃は、受験生にもかかわらずダラダラしてたなぁ〜...とか考えてたら、
「そういえば今日、七夕じゃん！」って思ったので、急いで、詩を作りました。


お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回は去年の詩と何処かリンクしている部分があります。
去年の方をもう一度読みつつ、今年のを読んでいただけると嬉しいです！


では、また。

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今年もあの夏と同じ

今年もあの夜と同じ


あつい、暑い、厚い

天の川に
夏夜になれなかった



"鉛雲"




自ずと溢れる涙が零れないように鉛雲を見上げたのは、もう何回目なんだろう


「...........何度でも...、」




そう、

何度でも



両の手を強く握りしめ、

願うんだ....





君に会える"その日"まで

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