番外松 3 ページ8
お「・・・姉ちゃん、ほんとに俺の事覚えてないの・・・?」
おそ松は私の服の裾をキュッとつかんできた
あ"あ"ぁ"ァァ!可愛い!!そして罪悪感で目が潰れる!!
ダメだ!私には可愛い弟を騙すなんて出来ない!!ネタばらし行きます!!
「、うん」
お「・・・そっ、かぁ」
「やっぱり無理です!!!」
『?!?!』
そう叫んだと同時におそ松に抱きついた
「ごめん!ごめんねおそ松!!ちゃんと覚えてるよ!!私の可愛い弟1号!松野おそ松!!」
お「え・・・え、?」
チ「ちょちょちょ!待って待って!!どゆこと?!姉さん記憶喪失じゃないの?!」
「うん、ごめんね騙して」
一「なんで、騙そうと思ったの・・・?」
「実は・・・」
かくかくしかじか
ト「なるほどね・・・まぁそーいうことならいいんじゃない?僕もたまにはおそ松兄さん痛い目見といた方がいいと思うし」
まぁ、少しやり過ぎとは思うけど。と付け足すように言われた
「本当に・・・大変ご迷惑をお掛けしました・・・」
お「・・・」
さっきからおそ松が全く喋らない・・・
怒らせちゃったかな・・・?ちゃんと謝んないと・・・
「あの、おそ松・・・?ほんとにごめんね?」
お「・・・2階来て」
「え?」
そう言うとおそ松は顔を伏せたまま2階に上がってしまった
チ「あーぁ、ありゃ完璧怒ってるよ・・・ご愁傷さまA姉さん」
十「A姉ちゃん怒らせた?!兄さんこっえー!!」
あぁ、やってしまった・・・
私、今日死ぬかもなぁ、あはは、は・・・
カ「姉さん」
「なぁにカラ松、慰めてくれるのかい・・・?」
カ「いや、俺もあれはやり過ぎだと思うぞ・・・でも大丈夫だ。多分おそ松は怒っているわけじゃない・・・多分」
カラ松、ありがとう・・・でも2回言ったのは不安を煽るだけで逆効果だよ・・・
そう思いながら私は2階に行った
「おそ松?入るよ?」
部屋に入った瞬間私はおそ松に抱きしめられた
「え、おそ松?どうし、お「怖かった・・・!」!」
遮るようにおそ松の口から出た言葉は弟達の前では絶対に見せない、とても弱々しい声だった
お「姉ちゃんが、俺の事だけ知らないって言った時、すげぇ怖かった・・・」
「おそ松・・・ごめんねやり過ぎたね」
おそ松の頭を撫でながら謝る
お「ッよかった・・・」
「うん、ごめんね・・・大好きだよおそ松」
この日から私は絶対、弟が悲しむドッキリはしないと誓った
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いちご(プロフ) - 素敵な作品ですね!更新再開する予定はありますか?続きが気になります^ ^楽しみに待ってます! (2021年8月29日 18時) (レス) id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)
ももにゃん(プロフ) - ((((;゚Д゚)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる!更新頑張ってくださいね! (2020年4月18日 16時) (レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
カララ - 澪さん…良い名前…!! 小説楽しみに待ってます!頑張って下さい(*´∀`) (2020年1月5日 6時) (レス) id: b46b378892 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - カララさん。こんな駄作を読んでいただき、ありがとうございます!!私もこんな可愛い弟欲しいですぅ(´TωT`)応援ありがとうございマッスル!頑張ります!! (2019年12月1日 22時) (レス) id: d6122bcda6 (このIDを非表示/違反報告)
カララ - 私にもこんな天使みたいな弟がいたらなぁ...。 あ、小説めちゃくちゃ最高です!!更新頑張って下さい(*´∀`) (2019年11月20日 22時) (レス) id: b46b378892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪 | 作成日時:2019年10月12日 22時