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姉さん 青松 50 ページ14

「まぁまぁ2人とも落ち着きな?」


今まで黙っていた姉さんが口を開いた


「おそ松も十四松も確かにちょっと行儀悪かったからもう少し落ち着いて食べようね?」


お「・・・はーい」


十「・・・気をつけマッスル・・・!」


「チョロ松も言い方がキツかったからもう少し優しくね。それと一松もだけど、ちゃんといただきますは言わなきゃ。ね?」ニコッ


チ「チッ別にアンタには関係なくない?」


「・・・そっか、ごめんね」ニコ


イラッ

今のは俺でも流石にイラつくな・・・

姉さんのこと大好きなのによくおそ松は黙っていられるな

まぁ弟相手だし、俺も相当我慢してるが・・・

そう思っておそ松の方をチラッと見みる

!あぁ、なるほどな・・・だからおそ松は口を出さないのか

姉さんが机の下にあるおそ松の片手を握っていた

まるで

(大丈夫、落ち着いて?おそ松)

そう言ってるかのように


チ「はぁ・・・もういらない」


スッピシャッ


「・・・チョロ松のご飯結構余ってるし、誰か食べる?残すの勿体ないし」ニコッ


いくら反抗期とは言え、あんなに冷たく当られてなんで笑えるんだ・・・?


お「俺食べる〜!」


十「ぼ、僕も!」


「よし!じゃぁ2人で半分こね」ニコッ

「一松とカラ松は?トド松の分もあるし。要らない?」


それを聞いて俺が、いる!そう応えようとした時


一「・・・母さん、ごちそうさま」


一松が姉さんの言葉を無視して母さんがいる台所へ、自分が使った食器を持って行ってしまった


「そっか〜カラ松は?」


それなのに姉さんは、まるで気にしてないかのようにこちらを向いた


今、一松に無視されてたじゃないか・・・


カ「・・・いる」


「ん!いっぱい食べな!育ち盛りなんだし!」ニコッ


その笑顔を見ると余計にあいつらへの苛立ちが増す・・・

姉さんだって傷つかないわけないんだ

弟達に冷たくされて傷ついてるに決まってる

なのに、それでも笑顔で居続ける姉さんは

やっぱり姉さんなんだな・・・って思った

お姉ちゃん 51→←姉ちゃん 青松 49



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いちご(プロフ) - 素敵な作品ですね!更新再開する予定はありますか?続きが気になります^ ^楽しみに待ってます! (2021年8月29日 18時) (レス) id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)
ももにゃん(プロフ) - ((((;゚Д゚)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる!更新頑張ってくださいね! (2020年4月18日 16時) (レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
カララ - 澪さん…良い名前…!! 小説楽しみに待ってます!頑張って下さい(*´∀`) (2020年1月5日 6時) (レス) id: b46b378892 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - カララさん。こんな駄作を読んでいただき、ありがとうございます!!私もこんな可愛い弟欲しいですぅ(´TωT`)応援ありがとうございマッスル!頑張ります!! (2019年12月1日 22時) (レス) id: d6122bcda6 (このIDを非表示/違反報告)
カララ - 私にもこんな天使みたいな弟がいたらなぁ...。 あ、小説めちゃくちゃ最高です!!更新頑張って下さい(*´∀`) (2019年11月20日 22時) (レス) id: b46b378892 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年10月12日 22時

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