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キミといると ページ10

坂田side

Aちゃんが、僕と一緒にいてもいい?なんて可愛いこと言うから、



僕はAちゃんと一緒に休憩スペースにいた。





彼女は僕が美味しそうに食べる様子を、楽しそうにみていた。


初めて彼女とあった時は泣いていたから、彼女が今笑ってると僕まで口元が緩んでしまう。




あー、Aちゃんと2人きりでずっといられたらいいなぁ…

なんて思うほど今のこの時間が楽しかった。








と、そんなとき僕のポケットに入っているスマホから僕らの歌…浦島坂田船の曲が流れた。



この着信音にしている相手は、うらしませんの3人だけなのでこの時間に連絡してくるのは珍しい…と思ってスマホに目を向けた。



Aちゃんは特に気にしないといった様子で僕のことを眺めていた。






着信の相手を見ると、そこには“うらさん”と書かれていた。

僕は慌てて、通話ボタンを押した。


「もしもし?どうしたん?」



僕がそう聞くと、聞きなれたうらさんの声が聞こえてきた。


「あ、坂田?あんなー怪我しちゃって今、お前んとこの病院にいるー。そんだけ。」


と、何事も無かったような普段の声でそういうもんだから、普通に聞き落としそうになった。



怪我してってうらさん、なにしとんねん!?

「はぁ!?待ってや、すぐ行くわ!!」


切る前に、うらさんの「大丈夫だってー」という声が聞こえた気がするがそれは、いつものうらさんの強がりなので無視をしとく。







僕はすぐにお弁当の中身をかきこみ、立ち上がってAちゃんに事情を説明した。



彼女はすぐ事情を察してくれて、受け入れてくれた。





僕は自然に彼女の手を握り、外科の方へと向かった。




外科は僕等がいた休憩スペースから少し離れている。

あー遠いなぁ!!なんて思っていたが僕は今の状況に気がついた。






(……ん!?今、僕Aちゃんと手繋いでるやん!!)





ちらっと後ろを振り向くと、Aちゃんは僕の手をぎゅっと握りながら一生懸命僕のスピードについてきてくれていた。



……うらさんには申し訳ないけど……Aちゃんと手繋げる距離が長いという事実に気づき少し口元がにやけそうだった。







あーー!!ほんまAちゃん可愛すぎやわ!!

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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2021年2月20日 20時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 寂しい、、出来れば番外編を、、、お願いしますぅ、、一生のお願いです! (2019年9月28日 17時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
スイカ(プロフ) - うるさん» センラさんからこちらにも!!ありがとうございますっ!!そういって貰えてハッピーです!!これからも頑張りますね! (2019年9月24日 23時) (レス) id: e51077db8a (このIDを非表示/違反報告)
うる - センラさんの方から来たものですがやっぱりスイカさんの話面白いですね、完結おめでとうございます! (2019年9月24日 6時) (レス) id: 80ab37ec91 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - スイカさん» レスありがとうございます!めちゃ応援します! (2019年9月23日 16時) (レス) id: 8b66a12330 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スイカ | 作成日時:2019年8月8日 7時

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