【歌い手】近くて遠いキミ【となりの坂田。】

キミでいっぱい ページ37

『...もう、ライブの日が来てしまった。』

私の手には、さっき物販で手に入れた浦島坂田船のグッズ。そのなかでも群を抜いて多いのは赤い色の彼のグッズ。


とにかく私はソワソワしていた。

もちろん推しが出るライブがもう少しで始まること。

そしてその後のこと。

彼とはここから近くのカフェで待ち合わせとなっている。








『...とにかく今はライブだよね!!』

私の頭は明くんのことでいっぱいだったが、少し切り替えて浦島坂田船の4人を思い浮かべる。


うらたさん

志麻さん

坂田さん

センラさん



よし!!来れなかったお姉ちゃんの分までセンラさんもちゃんと見ておこう。





『えっと...席をもう一度確認っと...』


と、私はスマホを確認する。


私は1度深呼吸をする。

3日前、チケットのダウンロードのときから私はこの文字を見るたびに緊張で呼吸がしづらくなるのだ。





『...よし、アリーナの整理番号は...





1番...』



お姉ちゃん、こんな時仕事なんて余程ショックだろうな...。なんて今も忙しく働いているだろう姉の顔を思い出す。

ツアーファイナルだし...。










『よし...、坂田さんを目に焼きつける...!!』







ｰｰ
こんにちは、
昨日更新しようとしてたら寝落ちしました。
閲覧、お気に入り登録、評価等...ほんとにありがとうございます。

さあ、こっからが佳境です。
この場面が書きたいがために、この作品を作り始めたと言っても過言ではありませぬ。

まだ、書きたいところはあるのですけどねww


これからも応援お願いします!!

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