【銀魂】真選組のか弱いお姫様2

お姫様51 ページ19

___ちょっと前のお話

貴方side

友達1「ねぇねぇ！今日母の日だよね！」

友達2「そうだね！私カーネーションあげようかな！ねぇねぇAちゃんは何かする？」

貴「え……あぁ……まだ考え中！」

……お母さんなんて居ない。なんで居ないのか分からない。みんなが羨ましい……

__帰り道

銀時「あれAじゃん」

神楽「おう！A！」

新八「学校帰り？おかえりなさい」

貴「あ……ただいま」

銀時「何か元気なくね？大丈夫か？」

貴「そ、そんな事ないよ！元気だよ！」

新八「それならいいんだけど……」

貴「私帰って宿題やらなきゃ！じゃあね！」

神楽「あ……行っちゃったヨ」

走って走って屯所に帰った

お部屋に入って宿題を始めた
夢中になってやったらすぐ終わっちゃった

沖田「あり、帰ってたのか。今から近藤さんの部屋に団子食い行くけど来るかィ？」

貴「うん！行く！」

総ちゃんと一緒にお父さんの部屋に行ったらトシ兄も居た

近藤「お！おかえり！団子食べるか？」

貴「食べる！」

土方「宿題は終わったのか？」

貴「終わったよー！」

土方「へぇ…珍しい」

団子を食べながら今日の事思い出した

母の日か……私には縁がないよね……
なんで居ないんだろ……なんで……

沖田「どうした？いつもなら団子にがっつくのに」

近藤「具合でも悪いのか？」

貴「なんで……私にはお母さん…居ないの？」

土方「……それは…」

貴「今日ね、学校でみんな母の日のお話してた。私友達に聞かれて何も答えられなかった。なんで私にはお母さん居ないの？」

沖田「俺らが居るんだから別にいいだろィ？他は他、うちはうちでさァ」

貴「そうだけど……」

土方「あんま考えんじゃねぇよ。お前はお前でいいんだ」

貴「……」

近藤「ま、まぁ今楽しいだろ？それでいいんじゃない？」

貴「なんで……そんな事言うの…？何か隠してる？」

土方「別にそんなんじゃ……」

貴「なんで私にお母さん居ないの！なんで私だけ居ないの！みんな居るのに！」

土方「あ！おい！」



私はわがまま言ってそのまま外に飛びてしていった

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