真選組の姫ですか3

片付けをしろ ページ34

貴方side

土方さんと総悟に連れ戻され部屋に着いた

土方「まずお前は自分の部屋の片付けをしろ」

沖田「お前…どうすりゃこんなになるんだよ…」

こんなというのは足の踏み場のない部屋の事
つまり今の私の部屋だ

貴方「いやね、片付けようと思ったよ？なんかやる気にならなくて…」

土方「言い訳はいらん。さっさと片付けろ」

貴方「1人じゃむーりー」

土方「はぁ…総悟手伝ってやれ」

沖田「なんで俺。お前がやれよ土方」

土方「てめぇ敬語を使え！……まぁ2人じゃ終わる部屋じゃねぇな」

貴方「そうだそうだ！お前もやれ土方！あだっ！」

土方さんからチョップをくらった

土方「なに偉そうに言ってんだ！お前がこんな部屋散らかすのが悪いんだろ！」

貴方「そんな怒んなくてもいいじゃーん。別に悪気があって散らかした訳じゃないし？」

沖田「もういいからさっさとやりやしょーよ」

てことで私の部屋の片付けが始まった

土方「これは」

貴方「ダメです」

沖田「これは」

貴方「ダメです」

土方「んじゃこれは」

貴方「ダメです」

沖田「じゃこれ」

貴方「ダメで「全部ダメじゃねーか！」だって使うから！」

土方「このヘアゴム使ってると見た事ねーけど」

貴方「それは髪伸びたら使う」

沖田「この箱は？」

貴方「それは小物入れにするから！」

土方「もうこれごみだろ」

貴方「ごみじゃないｨｨｨｨ捨てないでｪｪｪ」

沖田「A。諦めろィ」

貴方「シュン」

土方「口で言うな。ん？このカバンなんだ？」

貴方「あ、これねセカバンだよ。高校の入学式の時に持っていったやつ。そういやずっと開けてないな」

沖田「んじゃ開けるぞ。……筆箱にファイルにタオル…って全部銀魂じゃねぇか」

貴方「そりゃ銀魂ヲタクだったからね」

沖田「まてよ。土方さん多くねーか？」

貴方「あ、土方さんファンだったの」

土方「まじか」

沖田「ﾁｯ嬉しそうにしやがって。うわぁ！なんでィこのきたねぇ人形！」

貴方「あぁー！こんな所に居たんだ！ふわりちゃん！」

土方「ふわり？どこがふわふわしてんだ？毛がねーぞ」

貴方「元々はふわふわだったの！小さい頃からずっと持ってるぬいぐるみなの」

沖田「ちょっと引くわ……」

貴方「引かないで…」

数時間後__

土方「やっと片付いたな」

貴方「気持ちいいー！」

沖田「結局ふわりちゃんは居るのかｨ」

貴方「当たり前」

てな感じで部屋掃除終了！

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