真選組の姫ですか3

幸せ者だな ページ15

土方side

夢の中で誰かに馬鹿って言われた気がした
そして目が覚めた

医者にはしばらく安静にするよう言われた

近藤「トシｨｨｨｨ泣よかったァァァ泣」

土方「近藤さん泣きすぎじゃね」

沖田「そのまましねば良かったのに」

土方「うるせぇな。てめぇがしね総悟」

貴方「ｽﾞｽﾞ……土方さんの馬鹿……ｽﾞｽﾞ…」

土方「あ？おめぇか？馬鹿って言ったのは」

貴方「だって…なんでかばうの…ｽﾞｽﾞ……本当に心配したんだからね…」

なにやらものすごく泣くのを我慢してるようなA

沖田「Aの奴ずっと眠んねぇで泣くの我慢して土方さんが起きるの待ってたんですぜ」

貴方「そんな事ないもん」

近藤「ガハハ！ツンデレか？」

土方「はぁ…泣きたきゃ好きなだけ泣けばいいだろ？」

沖田「泣くなら土方さんの胸で泣いてくればいいでさァ」

土方「は？！なんで俺……ぐはっ！」

思い切り抱き着いてきたA。そして子供のように泣き始めた

貴方「うぅぅ……泣土方さんの馬鹿ぁぁぁ！すごく心配したんだからね！目覚まさなかったらどうしようって思ったんだからね！泣」

土方「そうか。すまなかったな」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

貴方「なんでかばったりしたの泣」

土方「それは…勝手に体が動いたんだ」

貴方「勝手に…？ｸﾞｽ」

土方「あぁ」

沖田「それは土方さんがAの事大好きって事でさァ」

近藤「トシはAちゃんの事大好きだもんな！」

土方「うるせぇ」

貴方「ｸﾞｽ……私も…！私も土方さんが大好き！」

俺は柄にもなく今とてつもなく嬉しすぎてやばい。この笑顔は反則だ

土方「そうか。俺もだい……ってあれ？」

貴方「ｽｰｽｰ…」

近藤「寝てる？」

沖田「4日も寝てなきゃこうならァ」

近藤「いい顔して寝てるな！安心したんだな」

土方「ふっ、可愛い顔してやがる。……俺は幸せ者だな」

近藤「そうだな」

貴方「ｽｰｽｰ…土方さん…大好き…ｽｰｽｰ」


俺も大好きだ。

ストーカーみてぇだ→←土方さんの馬鹿……

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