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「んなっ…！」
「これで緊張ほぐれた？」
頬を押さえて振り向くと、してやったり顔の作ちゃん。するとふわりと表情を変えて、固まる俺の額と自分の額を合わせた。
「蒼弥、」
「っ…り、りゅう、と…」
「ん。あは、なんかやっぱり慣れないと照れるね、蒼弥。」
「龍斗は、嘘でしょ、て、照れてない。」
「照れてるよ？必死に隠してるだけ。」
「なんで隠すの…俺は、隠してない、のに。」
隠せないだけ。そんなの作ちゃんだって分かってるだろうから、からかわれると思った。
「…だって」
「？だって…？」
合わせていた額を離した作ちゃんの顔は、
「う、わ…作ちゃん、真っ赤…」
「し、仕方ないでしょ！ガリさんがそんなこと言うから…！って、名前！」
「あ、忘れてた…」
ほんの少しの沈黙の後、吹き出したのは二人同時だった。二人の笑い声が響く部屋の中。
「どうする？まだ続ける？」
「いや、今日はもういいよ。もうすぐ他の三人も来るだろうし。」
「だよなぁ。」
「あ、でもちょっとだけ」
何事かと思えば未だ抱き締められっぱなしだった俺の身体を自分の正面に向かせて、ぎゅううっという効果音が付きそうなほどにまた抱き締められる。
「はーーーっ…蒼弥、好き。」
「う、…」
「なに、うって。」
「いや…はあ、俺も好きだよ、龍斗。」
「なになに！？はあって！ため息！？」
「ふ、ふふ、そうだよため息。」
「なんで！？」
「ん？いやぁ、龍斗はホント俺の事好きだな〜って思ってさ！」
「…今更だよ〜そんなの。」
「分かってるって。再認識ってやつ。」
また甘えるように抱きついてくる作ちゃんが可愛くて、それでいてカッコよくて。ホントはまた名前で呼ばなきゃいけないのか…って思ってのため息だったけど。少しくらいの嘘、許してくれるよね。
「ま、たまになら名前で呼び合うのもいいかもな。」
「さっきまで顔真っ赤にして慌ててたくせに見栄張っちゃって。可愛いの。」
「うっせ！」
(これなんですか？)
(俺楽屋30分前くらいに入ったけどその時にはもうあったよ)
(作ちゃんこれ1人で書いたの？)
(やっと触れてくれた…)
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curo(プロフ) - 雲屋さん» ありがとうございます〜〜〜（ ; ; ）頑張りますので何卒よろしくお願い致しますね！！ (2019年6月25日 0時) (
レス) id: 8373f93501 (このIDを非表示/違反報告)
雲屋(プロフ) - ゆとそや、さくそや最高すぎて今日一気に読み進めてしまいしました！これからも作品楽しみにしてます！ (2019年6月22日 20時) (レス) id: 5bc075ee3b (このIDを非表示/違反報告)
京子(プロフ) - はむ太郎さん» 素晴らしすぎます、、猪狩くんの可愛さが溢れ出てて読んでて心がギュッとします！笑 みんなから愛される猪狩くんほんとに尊い、、 (2019年6月20日 22時) (レス) id: 297433a5df (このIDを非表示/違反報告)
はむ太郎(プロフ) - 京子さん» わあ！有難うございます（ ; ; ）猪狩くんは可愛いの賜物なので表現出来ているなら幸いです。。。！笑 (2019年6月17日 23時) (レス) id: 8373f93501 (このIDを非表示/違反報告)
京子(プロフ) - はむ太郎さん» ゆとそや、さくそや最高です。猪狩くんがかわいすぎる、、 (2019年6月17日 23時) (レス) id: 297433a5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：curo | 作成日時：2019年5月6日 10時
