名探偵コナン「〜コナンの想い〜」

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これって子供の時の写真か…？1995年って書いてあるし…




そう思いつつコナンは写真の裏を見た。すると裏には「成実、奏実、夏美、圭二」と書いてありコナンは確信した。奏実は浅井成実の妹で、兄と同様顔を変装して俺達に近づいたと。




平「はぁはぁ…ここに居ったんかいな…急に居らんようなるから…それより…俺、証拠見つけたで…」




コ「俺もだ……」




って待て…もしかしたら第三の犯行は…やっべー、俺の推理通りなら…





コ「やっべー、第三の犯行はもう行われてっかもしれねー」





平「は！？どういう意味やねん…おい待てや工藤ー！」




コナンは即座に家を飛び出し向かった先はホールだった





ホールに着く頃には炎で覆われている




歩美達はただただホールを見ていることしか出来なかった。




そんな中ホールの中からヴァイオリンで『悲愴』が聞こえてきた。




男「おいっ！中に人が居る！」




その音を聞いたコナンは目の色を変えた。




炎に包まれているホールにコナンが入ろうとする。




コ「奏実さん…」


コナンがボソッと何かを言った




平「おい！やめェ！…こんなかに入っても死ぬだけや！諦めー！」





コ「バーロー！この事件は終わってなかったんだよ！人が変わっても犯行は続いてたんだ！それに俺、成実さんを助けることが出来なかった。でも奏実さんは生きてるじゃねーか！このまま見過ごせって言うのかよ！？それに俺…前にお前に言ったよな？『犯人を推理で追い詰めてみすみす自分を殺しちまう探偵は殺人者と変わんねーって』だから…だからこのまま見逃すわけにはいかねーんだよ！……。」





その言葉を聞いていた蘭が近づいてくる。




蘭「お願い服部君！コナン君を行かせてあげて！」






蘭……





その隙にコナンは炎に包まれたホールに入っていく






平「何でや！何であいつのこと……」



蘭「多分…コナン君、重ねてたんじゃないかな？月影島の事件と…だってあまりにも似てたから。…あの時からコナン君変わっちゃったから。だから…だからね？服部君、コナン君を信じてあげて。お願い！」





和「蘭ちゃん……。」






ホール内……




コ「奏実(かなみ)さん！」





奏「え！？どうして…コナン君、ここに来ちゃダメじゃないか！」





コ「奏実さん…もう演技はやめにしようよ！」





奏「どうして…！？どうしてコナン君が？」

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