名探偵コナン「〜コナンの想い〜」

32＊ ページ33

コ「ねぇねぇおじさん、あんなところに譜面が落ちてるよ？」



小「譜面？何でそんなところに？」




その譜面を拾い上げて見ていると男の人が慌てて逃げ出した







？「うわ〜〜！つ、次は俺が殺される！！」






小「あの人は？」





奏「あの人は石川彰さんだと思います。」





石川 彰 (いしかわ あきら)48歳

ヴァイオリンの調律師を20年間続けている
この島で5年前から此処のヴァイオリンの調律を任されている





コ「へぇ〜！そうなんだ………」




そう言うとその譜面を強く握り締めた







平(……工藤？)




哀(…工藤君？)






コ「ね、ねぇ、奏実さん、奏実さんは家族とか兄弟居ないの？」






奏「え！？」








コナンの言葉を聞いた奏実が不審がるがコナンの目線に合わせて口を開く








奏「昔はね？居たんだよ……お兄ちゃんもお父さんも…勿論お母さんもね？……だけど不慮な事故で亡くなったんだ……僕を置いて……」







コ「そうなんだ……教えてくれてありがとう！」






奏「どういたしまして(ニコッ)」








不慮な事故………







またコナンの頭の中に疑問点が増える









ﾋｿﾋｿ






平「なぁ、工藤？お前、この事件どう思う？」









コ「これが犯人の復讐なら、恐らく事件は終わらない……」









平「やっぱりそう思うか？でも何時の間に殺されてしもたんやろか？」









コ「さぁ？少なくとも30分前までは生きてたと思うぜ？」







平「そやな……30分前ちゅうたら、子供らと一緒に居ったんやもんな」

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