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歩「すごーい!コナン君!!」
元「確かに、さっきよりもいい音が出てるぜ!」
コ「だろ?」
光「次、コナン君やってみて下さいよ!」
元「んでもよぉ…コナン音痴だから下手なんじゃ…」
音痴音痴ってうっせーよ…んでも、最近ヴァイオリン触ってねーからなぁ…
ボーッと考え事をしていると歩美がヴァイオリンを渡してきた
コ「え!?」
歩「コナン君、弾いてみて!」
歩美にアドバイス出しておいて下手な真似出来ねーしなぁ…しゃーねっか…弾けても気にならないだろ!
コ「あ、あぁ…」
ヴァイオリンを構えると弓を弾いた
♪♪〜♪♪〜♪〜♪
すると練習していた子供達や指導していたプロのヴァイオリン二ストもピタッと音が止み、コナンを見ていた
因みにコナンは目をつむって演奏しているので注目を浴びているなど全く気が付いていない
元「す、スゲー…」
「見てみて、あの子すっごく上手いよ!」
ザワザワ…
やがてその音色はホール中に響き渡った
そしてコナンの音色が止む
コ「はい、歩美ちゃん!!」
そう言ってヴァイオリンを歩美に渡そうとしたとき大きな拍手が響き渡る
コ「えっ!?」
歩「コナン君すごいよ!」
元「オメー、歌は下手なのにヴァイオリンはすっげーうめーな!!」
光「僕、感動しました!」
コ「は?…って言うか視線感じねーか?」
哀「貴方はどんだけ鈍感なのよ…」
哀も呆れている
コ「ちょっと弾いただけなんだけど」
実はAMAZINGGRACEのサビを弾いただけなのである。それなのにホール中からの視線を感じコナンは首を傾げている
すると俊哉がコナンの方に近づいてきた
俊「君、ヴァイオリンを習っていたのかい?」
コ「え!?あー、習ったことないです…」
コナンの言葉に衝撃を受けている観客や指導員
俊「それなのに、あんだけ上手いのかい?」
コ「へ?あー、あはははは…」
やっべー、言い訳が思い付かない…蘭聴いてるんじゃ…
そんなことを考えているとだんだん顔が青ざめていく
俊「良かったら、うちのヴァイオリン教室に遊びに来ないか?君ほどの実力者は初めてだよ…」
コ「あー、遠慮しておきます…」
そう言うとコナンは一人客席に戻っていった
俊「ねぇ、君達、彼の友達かい?」
光「ええ!僕達少年探偵団って言います!」
俊「そ、そうなんだ…彼の名前、何て言うんだ?」
歩「江戸川コナンって言います!」
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まあちん(プロフ) - みつはさん» 嬉しい!ありがとう! (2018年4月6日 10時) (レス) id: f0c91b2c7a (このIDを非表示/違反報告)
みつは(プロフ) - クローバーさん» もちろんっ!ソッコーで高評価&お気に入り登録したもん(≧▽≦) (2018年4月6日 10時) (レス) id: 16af170153 (このIDを非表示/違反報告)
まあちん(プロフ) - クローバーさん» めっちゃ嬉しい!ありがとう!クローバー!いつもコメント欄まで遊びに来てくれて!山村警部がボスってのは単なる私の妄想でしかないんだけどね笑ありがとう!これからも『コナンの想い』をよろしくね! (2018年4月5日 23時) (レス) id: f0c91b2c7a (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - 読んでてめっちゃ興奮しちゃった!映画も原作の内容も入ってて本当にコナン大好きってわかる!コナンが病気っていう発想も山村刑事がボスだっていう考えもすごい!!続き楽しみにしてるねっ! (2018年4月5日 23時) (レス) id: d0ebff26be (このIDを非表示/違反報告)
まあちん(プロフ) - vileさん» わざわざご指摘ありがとうございます!直しておきました!こんなことで間違える私が恥ずかしいです!間違いに気づいて下さり本当にありがとうございました!これからも私の作品をよろしくお願いします! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 2dbb4386e4 (このIDを非表示/違反報告)
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