紅一点やってます。3 (ページ3)

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── JW side

ヌナがいつも着ている部屋着と
適当にとってきた下着を持って

脱衣所に入る。

JW ｢ヌナ、ここに着替え置い……、

何してるの？｣

既にお風呂に入ったはずのヌナが

壁にもたれてぐったりと座っていた。

『………ぼたんがとれない』

JW ｢………あのさぁ、ヌナ｣

『なぁに？』

JW ｢無防備すぎ、｣

『あは』

JW ｢俺も男だよ｣

『うーん』

適当な返事をして目を閉じるAヌナ

俺の言ってることなんて

きっと何も耳に入っていない

JW ｢こら。こんな所で寝ちゃダメだって｣

『目閉じてるだけだよ』

JW ｢そのうち寝るでしょ｣

『………ん、…寝る』←

JW ｢風邪引くよ｣

『お風呂、入るから…』

JW ｢お風呂で寝ないでね｣

『うん…その前にボタンはずして』

JW ｢………、｣

下着を持って来させるのもそうだけど、
理性を試されてるような気がしてきた←

仕方なくヌナのシャツのボタンに手をかけた。

目が虚ろで心配になる。

『………』

JW ｢ヌナしっかりして、んっ…｣

強引に言葉を遮られて

唇に柔らかい感触がした瞬間

息ができなくなった。

『ジョンウォン、…だいすき』

目を細めてふにゃりと微笑むヌナ

JW ｢……、｣

何が起こったのか理解したその瞬間

唇から帯びた熱が体中に広がった。

JW ｢っ、…あ、あとは自分でやって！！｣

『うん？』

あのヌナ

絶対自分が何やってるか分かってない、

脱衣所から逃げるようにして出た。