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その次の瞬間、狼人間は一目散に逃げていった。バックビーグが追い払ってくれたのだ。
「シリウスが…行こう！」
突然湖の向こう側を見ながらハリーが叫ぶ。ハーマイオニーは見られちゃうわ、と言ったけれど、状況はかなり深刻でディメンターが2人を囲んでいる。
「大丈夫、父さんがパトローナスを呼んでくれる…もうすぐあらわれる」
「いいえハリー、誰も来ないわ」
「大丈夫、来るよ」
ハリーは信じて動こうとしない。でも、湖の向こう側ではもう既に2人は襲われ始めていた。シリウス・ブラックの口から小さな光の玉が出ていこうとした。あの光の玉は…
私は我慢できず、ハリーに叫んだ。
『このままでは死んでしまうわ、シリウスもハリーも！』
私の言葉でやっと痺れを切らたハリーは湖のほとりまで走り杖を握った。
「エクスペクト…パトローナーム！！」
そう叫んだハリーの杖の先からは、沢山の光が波紋のように広がりディメンターを次々と追い払っていく。私達はその景色に釘付けとなった。
ハリーが言っていたパトローナスは、ハリーのものであったのだ。
私達はバックビーグに乗り、塔の上に閉じ込められたシリウス・ブラックを助けた。シリウス・ブラックは解放されるなりバックビーグに乗ってホグワーツを後にした。
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「A、ちょっと来て欲しいんだ」
大広間のハッフルパフのテーブルで沢山の友達と話していると、突然後ろからロンに声を掛けられた。
ちょっと行ってくるね、と言葉を残してロンについて行く。
グリフィンドールのテーブルに着くなり、みんながなにか大きな包みを囲んでいた。
「ハリー宛なんだけど、これ多分箒だよ」
気になったら開けてみればいいなんて言うロンのお兄さん達。ハーマイオニーの静止を無視して2人が包みを開けると、中のものに私は思わず目を見開いた。
『これ、ファイアーボルトじゃない！』
「どうやらディゴリー嬢も箒には目がないらしい」
ロンのお兄さん達がそういうのを背景に驚きのあまりそう言いながら口に手を当てると、騒ぎを聞いたのかハリーがやっとこちらに来た。
「シリウスからだ」
どうやら送り主はこの間のシリウス・ブラックの様で、みんなに囲まれたハリーは箒を持って外へと走っていった。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
