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石が2つ飛んだ事により、やっと外の様子に気付いて過去の私達が小屋から出てくる。
ハリーが頭を押えてしばらく動けないでいるのをいい事に私達は直ぐに森の木の裏に身を潜めた。
「私の髪って、後ろから見るとあんな…」
ハーマイオニーがそう呟いて小枝をぽきっと鳴らしてしまい、私たちは急いで隠れた。
過去の私達がこちらを伺っているのだ。
『どうしたの？』
「今あそこに…、なんでもない」
そう言って丘の方へと登っていった。
「大丈夫かしら、ほぼ目が合ったのよ！」
『大丈夫、私覚えてないもの』
静かに座るバックビーグを逃がすために、餌で誘き寄せる。ハーマイオニーが引く餌にひかれてバックビーグは森の中へと行った。
「これは不思議な事だ…」
「何者かが逃がしたに違いない。ハグリッド」
そうやって小屋から出てくるなり言い争う大人たちを背に、私達はバックビーグを連れて湖に来た。
ハリーが突然、ディメンターを追い払ってくれた守護霊の話をし始める。シリウスと湖に来た時、誰かが追い払ってくれたそう。
「パトローナスは本当に力がある魔法使いしか出せないの」
ハリーは私の方を見るので、首を横に振った。
『呪文学は得意だけれど、そこまで上達してないわ』
「…じゃあきっとあれは父さんだ。パトローナスを呼んでくれたのは」
「…でもお父様は」
「死んだっていうんだろ。でも僕は見たんだ」
ハーマイオニーの言葉に強く被せたハリーの言葉からは強い意志を感じたけど、私は何も言い返せなかった。
バックビークを湖の近くの安全そうな場所に鎖を木にくくりつけて、バックビークを置いてきた私達は暴れ柳の近くに来た。
「シリウスが自由になれば、もうダーズリーの家に戻ら無くてもいいんだ。田舎に住みたいよ。どこか空の見えるところに。シリウスはずっとアズカバンに居たから」
ハリーがぼそっと呟く。確かに、ハリーの家は随分と酷いところだと聞いていたから思わず頷いた。ハーマイオニーもいいじゃない、と言う。
するとちょうど過去のハリーたちが柳の穴から出てきた。外へ出るなりルーピン先生が狼となり、ハリーに襲い掛かろうとしているのだ。
『大変、ハリーがやられちゃうわ！』
「私に任せて！」
あと少しで襲われてしまうっていうギリギリのタイミングでハーマイオニーが遠吠えの真似をした。
それに気付いたのか狼となったルーピン先生は襲うのをやめてこちらに走ってくる。
「いいアイデア。でもこっちに来たよ」
私達は一目散に逃げたが、狼人間は3人の前に現れて襲い掛かろうとした。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
