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見晴らしのいい所に出た時、隣のロンが呟く。その視線の先にはいかにも楽しそうに双眼鏡を覗き込むドラコにクラップとゴイルが居た。
「おや、君たちも見物かい？」
「あなた達、なんて下劣なの！ゴキブリ以下よ！」
ハーマイオニーは煽るドラコを見つけるなりずかずかと歩いて顔面を1発殴った。ドラコ達はハーマイオニーのパンチをくらうなり一目散に逃げていった。
いつもは何も思わないわたしだけど、こればかりはハーマイオニーに賛同した。少し引っかかれただけで死刑は事故にしては最悪の処分すぎる。
「お前さん達には見せらんねぇ。ダメだ」
私達の願いも虚しくハグリッドには帰るように言われてしまう。しょげている私達を背に、ハグリッドはネズミを小さな入れ物から出す。
「スキャバーズ！生きてたのか！」
どうやらロンのネズミのようで、ロンがそれを受け取るなりハーマイオニーはロンに怒り始めた。
言い合いをする姿をみて、良くも悪くも入学してから変わってないなと改めて感じた。
その様子を座ってみているとハグリッドが何か大きな入れ物からまた別のものを出して、持ち主を知らないか私たちに尋ねた。
私はハグリッドの手の中で眠るそれを見て思わず2度見する。
「さっきさんぽをしてた時に走り回っていたヤツだ。もしやお前さんのか？」
私は激しく頷いた。やっぱりカゴがないと逃げちゃうのね、と呟く。
「Aもペットを飼っていたの？」
ハリーが不思議そうに言う。ハーマイオニーもそういえば確かに、と言ったのを聞いてから私は首を横に振った。
『今朝両親からのプレゼントで届いたの』
カゴは着いて来なかったけど、と呆れ顔で続けた。すると突然今まで眠っていたフロッケが手の中から逃げ出し、ロンのスキャバーズの元へ走った。
「A、僕が見るにコイツら凄く仲が悪いよ」
飛び出して逃げ回るスキャバーズとそれを追いかけるフロッケを見てロンは言う。するとハグリッドが口を開いた。
「元からフェレットっちゅうものは他の動物と仲良くなんねぇ生き物だからな」
それを聞いたハーマイオニーがロンに向かいでも猫とは仲がいいわ、と胸を張って言うとロンも負けじと続けた。
「クルックシャンクスは分からないけどね」
ハーマイオニーがむっとして何か言おうとすると、突然小屋の窓の外から石が2つ飛んできた。1つは小瓶に、もう1つはハリーの頭にだ。
窓の外をみんなで確認すると、飛び回るカラスと共に鎌を持った人がもう既にこちらに向かって歩いて来ていた。
「来たか」
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
