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その日の夜、私はハーマイオニーからの手紙を待って窓際の机に座りながらぼーっとしていた。
すると、ベットの上で本を読んでいたスーザンが口を開く。
「A、今日の練習はどうだった？」
静かだった部屋に急に声が響いたので少し驚くが、すぐに体の向きを変える。
『いつも通り。一人だけ箒から落ちちゃったみたいだけど』
私がそう答えると、スーザンは優しく微笑見ながら続けた。
「貴方がチームのキャプテンになってから、またチームが活気ついたわね。キャプテン不在の時の練習は…なり酷かったもの」
キャプテン不在の時、というのはきっとセドリックが居なくなり私も体調不良で部屋にいた時の事だろう。
セドリックの後にふさわしい人になれたのかな、と心の中で考える。すると、窓がトントンと叩かれた。
『来たみたい』
ここ何年も毎晩動き続けているフクロウに感謝という事でおやつを少しばかり上げてから手紙を開く。
親愛なるA
単刀直入に言うけど、あの意地悪なガーゴイル女は私達に防衛術を教えずに試験のための勉強をさせるつもりよ！
"一連の行方不明事件の犯人はシリウス•ブラックだ"…とか、アレだって嘘！
シリウスの情報によれば、ファッジは戦闘訓練をさせたくないらしいわ。きっと私達が魔法で団体になるのを恐れているのよ。
防衛術が学べなくなってもヴォルテモートは復活したの、私たちは他の人に教えてもらわなきゃ。
今早急に計画を立てているわ、そろそろ手紙からはみ出しちゃうから詳しいことはまた明日。
おやすみなさい ハーマイオニーより
大きな手紙びっしりに埋め込まれた文章に思わずおぉ…と呟く。筆圧の濃さから彼女の怒りと焦りが十分に伝わった。
確かに、ヴォルテモートが復活した事実が消える事はない。もし私達が防衛術を上手く学べないままヴォルテモートと遭遇したら、生身で帰ってこれる保証はない。
私は静かにペンを握り、インクをつけた。
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『大丈夫？』
「…驚かせるな」
そう私の目を見て小声で返してくるドラコの目の下には隈があった。
スリザリンとハッフルパフの合同授業の今、教室はとても静かでみんながペンを動かす音しか聞こえない。
私もその中の一人だったが、ペンを動かさずぼーっとしているドラコが気になり声をかけたのだ。
成績上位の彼は勉強熱心で授業中に課題をほったらかしにする様な人じゃない。私は不思議そうな顔をするドラコの目を静かに指差した。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
