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「A！」
隠れ家のような建物にウィーズリーさんに連れられて入ると、直ぐにハーマイオニーが飛びついてきた。
どうやらここは不死鳥の騎士団の本部らしく、着くなり部屋に案内される。
フェレットのフロッケが入ったカゴを開けると、ハーマイオニーの猫のクルックシャンクスと遊び始めた。
「A、箒変えた？」
ベットの上に乱雑に投げられた私の箒を指さしてロンが口を開く。私はあー…と呟いてから話した。
『そうなの。…セドリックが居なくなって、チームのシーカーが空席になったからね』
「まさかA、シーカーになったの！？」
目をまんまるにして言うハーマイオニーに頷く。正直、自分はチェイサーとして活躍するのが夢だったしシーカーはどうしても兄のセドリックのイメージがある。
だからかシーカーを引き継ぐのは少し複雑な気持ちだった。
「Aって凄いや…シーカーとか夢のまた夢だよ」
「ホントよ。チームで1番早く飛べる人が選ばれるのだもの」
2人がわいわいと盛り上がりながら話しているのに私は眉を下げて笑った。
『上手く出来るといいけど…セドリックみたいに速くは飛べないから』
こればかりは本当の事。チェイサーはボールを使う動きが主で正直箒の速さは問われない。その為あまりスピード重視の練習をしてこなかったからだ。
そう言うとハーマイオニーまた私に強くハグをしてくれたが少し苦しくてぽんぽんと背中を叩く。するとハーマイオニーは申し訳なさそうにすぐに離れて今度は私のトランクに山積みされた手紙を手に取った。
封筒を見るなり、やっぱりAも選ばれたのね！と嬉しそうにするハーマイオニーにはてなマークを浮かべる。
「監督生よ、貴方まさかまだ目を通してないの？」
『そっちの山はまだかも』
そっちの山、と答えた私に2人はまだあるの？と言わんばかりな恐怖を顔にうかべたがすぐに元に戻った。
「僕とハーマイオニーも選ばれたんだ。これでマルフォイ達を減点できるよ」
「そんなことしちゃダメよ」
そう言ってロンを軽く叩くハーマイオニーに思わず笑う。そんな中で、監督生になる事で減点もできちゃうなんて少し怖いな…なんて呑気に考えていた。
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朝早くに目が覚めて、ベットに横になりながらぼーっとすぐ側の机の上にある写真を眺める。
「その写真…セドリック？」
突然向こう側のベットあたりから声をかけられ思わず驚く。声の招待はハーマイオニーの様で、ベットに横になったまま顔をこちらに向けていた。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
