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そして何も無かったかのように飲み物を飲んでいると、視界の横でドラコが明らかに不思議そうな顔をしてこちらを見ているのが分かる。
口元が赤くなってたからと言うとドラコはAに付けられた、なんて返すものだから肩を弾いた。
「おやドラコ、休憩か？」
そうやって立って話している私達の元に来たのは雰囲気からスリザリン生だと思われる人。女の子を連れてやってきたその人は私に視線を向けた。
「君はよく知ってるよ、僕はセオドール・ノット。相変わらずお兄さんに似て可愛」
セオドール・ノットと名乗った人がそこまで言うとドラコはその人のつま先を思いっきり踏んだ。
つま先を抱え込んでしゃがみこむノットを背景にドラコが口を開く。
「セオドールは女好きのただの野生動物だから近付かない方がいい」
「その言い草は酷いなドラコ」
思ったよりもかなり癖の強い人で私はよ、よろしくと困惑しながらも返して握手する。
「こっちはパーキンソン」
そう言ってドラコが目を向けたのはノットの隣にいる女の子。私はどこかで見たことあるな…、なんて考えながらよろしくねと言う。
ドラコとノットが隣でなんだか楽しそうに話しているので、パーキンソンと言う女の子とテーブルのそばに2人となる。
「貴方がディゴリー？」
先に口を開いたのはその女の子で頷きながら返すと、よく噂になっているのを聞くわ、と言った。
「あのセドリック・ディゴリーの妹だもの、有名にならない訳がないけど」
少し尖った雰囲気を感じるも、きっと彼女の性格なんだろうと心の中で解決した。
『ありがとう、でもセドリック程なんでも出来るってわけじゃないわ』
そうやって笑うと、その子は驚いたような表情を見せた。
「…私パンジー。貴方って謙虚なのね、意外だわ」
意外とは、私は今までどう思われていたのだろう…なんて考えたけど下の名前を教えてくれたのでぐっと距離が近くなり嬉しい。
しばらくパンジーと立ち話をしていた。私達は意外と相性が良く、話の趣味もよく合う所が多かった。
彼女の話は私の数ある友達の中でも群を抜いてくせが強く、狡猾な面もある。
「貴方の唯一残念な所はスリザリンじゃない所ね」
スリザリンだったら良かったのに、とパンジーは呟く。なんて返すか分からず私は適当に濁した。
自分の寮をこんなにもすきになるなんてあスリザリン生のいい所のひとつだな、と改めて学ぶ。ドラコから同じようなセリフを何度も聞いたことあるもの。
正直どこでもいいなんて考えてる私とは全く違う。個性的な友人がまた1人増え、私は心の中で静かに喜んだ。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
