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ドラコと私を交互に見ながらそういうハーマイオニーに確かに、と呟く。
ドラコと私はお互い白をベースとしているドレスローブだからだ。…とはいえ特に何もしていない為、偶然だけど。
中が静かになりそれこそ始まりそうな雰囲気になったので、列に並ぶセドリックにアイコンタクトをして裏口から大広間に入った。
代表者が入場すると、すぐに代表者達のダンスが始まる。私がその様子をじっと見ているとドラコが隣でおい、と顔を近付けて来た。
「みろ、ポッターのあのステップ。なかなか最悪だぞ」
僕だったら恥ずかしくて出れないね、なんて笑いながら続けるドラコを肘で小突く。
『悪いけど最初の頃の私よりは上手いと思う』
そうドラコに言うとドラコは上手いこと言うじゃないか、と言って納得した表情を見せた。基本の形すら知らなかったのでしょうがない。
優雅な音楽が流れていくとともに固い雰囲気は崩れ、参加者は踊り始める。
「僕のつま先をズタズタにしたのが嘘みたいに上手くなったな」
踊りながらそう言うドラコに苦笑した。練習していた時、私があまりにも下手でドラコがつま先をかかえてしゃがみこんでいる場面を思い出す。
『あれでも一応真剣にやってた』
「そうだな」
そんなくだらない話をしながらあっという間に1曲が終わった。曲と曲の狭間でドラコに待ってもらい飲み物を取りに行くと、帰って来た私の両手に握られているグラスを見てドラコはまじかと言わんばかりの顔をした。
『大丈夫、この間学んだもの』
「全く…Aは本当にそれが好きだな」
乾杯してグラスの中を空にする。曲がかかると同時にテーブルにグラスを置いてまた輪の中に入った。
こうして踊っていると、改めてドラコの腕前がどれ程のものかを知らされるものだ。
リズムを崩しそうになった時の不意のフォローがさりげなく、より自然にされている。…そうさせている原因は私にあるけど…
その曲が終わると場面は一変し皆がロックな音楽とともに騒いでいる中、私達はバルコニーに出ていた。12月の寒い空気が涼しいくらい。
「2曲踊ってからあの音楽で騒ぐのはキツい」
『私はきっとドラコの2倍疲れてる』
中から聞こえる陽気な叫び声を背景に私達はつぶやく。ダンスが上手いドラコが疲れるなら私が疲れてもおかしくない。そんな私達は柵に腕を乗せて外を眺める。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
