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『とても可愛いわ、でももっと髪の毛上げてもいいかも』
あと2時間程で開始時間だと言うのに、私は準備が出来ていないにも関わらず談話室で沢山の女の子に囲まれていた。
たまたま談話室に行って1人にアドバイスしたらいつの間にかみんな集まってきたのだ。その中の一人に理由を聞くと、私に言われると自信がつくのだそう。
よく分からないままだけどとりあえず皆の相手をしよう、そんな軽い気持ちでいて今に至る。
『貴方はそのままでも十分よ』
一向に人が消える気配もせず、私はため息をついた。するとそれを見かねたのかスーザンが声を掛けてくれた。
「そろそろAも支度をしないとダンスパーティーに遅れちゃうわ」
そんなスーザンの一言のお陰か私はやっと部屋に戻る事が出来た。時間は限られているので部屋に戻るなり急いで支度を始める。
予想以上に時間がかかり、待ってくれたハンナやスーザンに先に行ってて、と伝える。パートナーを待たせたらいけないもの。
なんて考えて、チャックを上げながら呑気に鏡の前でたっているとある事を思い出す。
『ドラコが待ってる』
パートナーを待たせるのは行けないなんて考えといて自分が待たせていることに気付いた私はさっきの5倍の速さで動いていた。
慣れない靴に履き替え、髪に黒いリボンを締めながら寮を飛び出した次の瞬間誰かが口を開いた。
「僕のパートナーは随分と遅刻魔だな」
驚いてその声の方を向くと、白いタキシードを着たドラコが壁によりかかって立っていた。
私はごめんなさい、と謝ってから彼の所へと駆け寄る。彼の傍に行くとドラコは当たり前のような顔をして私に手を差し伸べて黙る。
その手の意味が分からず困惑していると、全くとことん重症だなと呟いてから私の手を取った。
「僕が君をエスコートするっていう意味だ」
『わ、わかったわ』
改めてそんな風に言われると少し緊張するがドラコはなんなりと私の手を引いて大広間に連れてってくれた。
『大変、もう始まるみたい』
大広間に着く頃にはドアの前に代表者とそのパートナーが並んでいて、今にも始まりそうな予感しかしなかった。
「A！」
前から2番目の列にクラムと並んでいたハーマイオニーがこちらに声をかけてくる。
ハーマイオニーはピンクを主にしているドレスを着ていて上にあげられていた髪はよく似合っていてとても可愛い。
そんなハーマイオニーの元へ行くと、私の手を持ってとっても綺麗よ！と言ってくれた。
「貴方達ドレスローブの打ち合わせでもしたの？相性ピッタリじゃない」
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
