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ハリーが入場した。大きな歓声の中私とハーマイオニー、ロンは眉を下げた。ドラゴンは体にトゲが生えた、今までとは比べられないくらい怖そうなドラゴンだった。
ドラゴンはハリーにトゲトゲの尾っぽを振り回したり炎を吹いたりして威嚇した。
「杖よハリー！ほら杖を使って！」
耐えられなかったのかハーマイオニーが身を乗り出して叫ぶ。ハリーは気付いたのか何かを引き寄せた。
岩に身を隠していると遠くの方から箒が飛んでくる。
『そういう事ね』
ハリーは杖を使って呪文でドラゴンを倒すよりも、自分が得意な箒を使うのを選んだのだ。よく考えられた作戦だと思った。
しばらくその様子を見ていると、隣のロンがぽろっと呟く。
「おいおいウソだろ」
飛び回るハリーを追いかけようとドラゴンは鎖を突き破ったのだ。ハリーは競技場を出てどこかへ飛んで行った。
「ハリーに何か案があるのかしら」
私達は静かにハリーの帰りを待つ。しばらくして、向こうの観客席からわあっと歓声が湧き出てきた。直ぐにその視線の先を見ると、箒に乗ったハリーがこちらへ飛んできていた。
ドラゴンはいない、ハリーはドラゴンを振り切ったのだ！
「ハリーよ、帰ってきたわ！！」
安堵した私達は枯れるくらいの声で歓声を上げた。
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「みてこれ、''ミス・グレンジャーは平凡な女の子。でもボーイフレンドは大物狙いのよう。次の狙いはかのブルガリアの恋人ビクトール・クラム''！？」
グィリフィンドールのテーブルに足を組んで座っている私は、ハーマイオニーが大声で読み上げる記事をのぞき込む。
『ハーマイオニー、その右下の大見出しもなかなか終わってるわ』
「右下…、''みんなの憧れセドリック・ディゴリーにまさかのガールフレンド。彼女の右に出るもの無し''！？この記者はホグワーツの事を本当に何も知らないのね！Aとセドリックなんてどう考えても兄妹じゃない！」
ハーマイオニーはそう叫んで記事を机に叩きつけた。私は無言でその記事を拾い上げて後で処分しとく、と言った。
そんな事をしていると、小さなグリフィンドール生がロンに小さな小包を渡した。
「ママが何か送って来た」
その箱の中から出てきたのは古びた衣装でタンスの匂いがぼわっと漂う。
「これジニーのだろう？」
「そんなの着ないわ、古臭い」
私はそんな様子をみてまさか…、と呟く。それに気付いたのか隣ハーマイオニーはそのまさかねと笑った。
「ジニーのじゃないわ。それ貴方のドレスローブよ」
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
