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あれからわざわざ寮まで送ってくれたドラコと別れ、日はすっかり落ちて夜になった。
「最高の1日だったわ！」
ハンナがベットでお土産開封をしながら言った。ゾンコの悪戯専門店で色んなものを買ったらしく私とスーザンもそれを見ていた。
そうやって楽しんでいると、いつも通りの時間にハーマイオニーのフクロウが来る。
私は窓へ歩いて手紙を読んだ。
「親愛なるAへ
ホグズミードはどうだった？貴方すごく体調が悪そうだったから心配だったのよ。
私はとても楽しかったわ！叫びの屋敷を見たのだけれど、ロンったら怖がって近づかないの。とにかく色々あって濃い一日になったと思う。
叫びの屋敷がよく見えるところで貴方に会ったでしょう？実は、あの後ハリーが何かあったみたいでどうやらあのシリウス•ブラックが彼の名付け親だったらしいの。それからと言うものハリーの気分が優れなくて大変だったわ。
早く元気になるといいのだけれど。
ハーマイオニーより」
沢山書かれた文章を読むのは楽しかった。やっぱりハーマイオニーって面白いな、と読みながら改めて思った。
シリウス•ブラックとハリーの間に何があるのかわたしには分からないが、ハリーの気持ちが揺らぐのも当たり前だろう。彼にはよく休んでほしい。
「A、そう言えばあの後喫茶店に行ったの？」
手紙を書き終えて羽根ペンを下ろすとちょうどハンナからそう声をかけられる。わたしはうーんと唸ってから答えた。
『行かなかったわ。…なんというか、あまり得意じゃなくて』
「あそこの喫茶店なかなか癖の強いところだものね。私も友達と行きたかったけれどとても行きずらかったわ」
私の言葉にスーザンが続けた。私はそれにうんうんと頷く。ハンナはてっきり行ってるかと思ったわ、と意外そうな顔をした。
「2人がスクリベンシャフト羽ペン専門店に居るのは見たわ」
スーザンが思い出す素振りを見せながら言った。私もあー…と呟きながら思い出す。
『確かにあそこでドラコに羽根ペンを選んでもらったわ。』
あの後、同じものを買ったからどっちが払うかってお会計争いをしたけど…今考えれば自分が自分のやつを買えばよかった。
…結局ドラコが無理やりレジに押し切って2人分買ったもの。
「マルフォイってAの隣に居ると普通に見えるのよね、不思議」
私達ってちょっかいかけてくるマルフォイしか知らないから、とハンナが言う。
開けっ放しの窓から差し込んだ月の光はいつもより明るかった。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
