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遂にこの日が来た。第1の課題はドラゴンから金の卵をとる、というものだ。
私はハーマイオニーとロンの3人で観客席に座る。
「大丈夫かな」
心配そうに呟くロン。ハーマイオニーは即座に答えた。
「そんなに心配なら私達と一緒にテントまで行きましょう」
「今更できないよ」
むすっとしたロンは、ハーマイオニーによると数日間ずっとこの感じを貫いているそう。痺れを切らしたのかハーマイオニーは私の手を掴んで立ち上がった。
「じゃあ行くわ。私達はハリーとセドリックが心配だもの」
大きなテントにつき、私達は顔を出す。セドリックは直ぐにこちらに気付いて私をテントに招き入れた。ハーマイオニーはテント越しにハリーと話しているみたい。
「心配する事ないよ、大丈夫」
セドリックはAが緊張してどうするのさ、とさらに続けて私に優しくハグし背中をぽんぽんと叩いた。
持ち込めるのは杖。呪文学が得意な私はセドリックにアドバイスをしようと思い口をひらくとなにかの光が2回部屋に光った。
「若き恋人達ね…」
なんて感動的…なんて言いながらテントに入ってきたのはリータ・スキーターというジャーナリストだ。
私とハーマイオニーは思わず目を合わせる。
「僕達は兄妹です」
「私達だって恋人なんかじゃないです！」
セドリックとハーマイオニーが必死に否定するも彼女は聞く耳を持たない。メモをとるペンの動きは止まらずずっと忙しそうに動き続けている。
「あら…そんな恥ずかしがらなくてもよろしいのよ」
「ここに用は無いはずだ、ここは代表と友人のテントだぞ」
後ろからクラムがそう強く言った。スキーターはいい写真が撮れたからいいわ、と言い残してクラムを1枚撮りテントを出ていった。
すると次にダンブルドア先生やたくさんの先生が入って代表者たちを集め始めたので私達はテントをこっそりと出た。
席に着くと大砲がどかんと打たれる。1人目の挑戦者が入場したのだ。
『セドリック頑張って！！』
「Aは本当にセドリックの事が好きね」
身を乗り出して全力で手を振る私にハーマイオニーは笑った。観客席は黄色い歓声に包まれる。
しばらくして少し火傷を覆うも難なく卵を取りクリアした。
2人目の挑戦者はフラーだ。さっきと負けないぐらい大きな歓声に圧倒される。フラーは魅惑呪文をかけたようで同じようにすぐクリアした。
3人目の挑戦者はクラム。前の2人と比べて危険そうなドラゴンに心配したが少し経つと大きな歓声と共に卵をとった。
『問題は次ね』
「ええ」
ハーマイオニーはふうっと深呼吸した。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
