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「着席！待ちに待った時がやってきた。代表の発表じゃ」
青色に燃えていたゴブレットの炎は真っ赤に染まり、1枚の紙を出した。ダームストラングからビクトールクラムが代表になったのだ。
クラムは仲間たちと強く握手を誇らしげに前へ出る。
そして次はひらりと紙が舞う。ボーバトンからはフラーが選ばれたみたい。
フラーは拍手とともに立ち上がると、私の方を向いて小さく手を振った。
待ちに待ったホグワーツの番、隣に座るセドリックは目線を下げて緊張していた。
「ホグワーツ代表セドリック・ディゴリー！」
ダンブルドア先生がそう言うとホグワーツの席からはどわっと拍手と歓声が上がった。隣に座っていたセドリックはすぐさま私に飛びついてきた。
『頑張って！』
これまでにないくらい抱き締められて苦しかったが背中を叩いて喝を入れる。セドリックはありがとう、と言って前に出た。
「よろしい！これで3人の代表が決まった。しかし歴史に名を刻むのはただひとり。ただ1人だけが勝利の証として掲げることができるのじゃ……この優勝杯を！」
被せられた布が取られると、とても綺麗なトロフィーがそこにはあった。
みんながそのトロフィーに釘付けになっていると、ダンブルドア先生が不審そうに再びゴブレットにゆっくり近づいて行った。
役目を果たしたはずのゴブレットはまた炎を赤く染めて1枚の紙を出す。ダンブルドア先生はその紙を見るなりハリー・ポッターと呟いたような気がした。
私は思わず嘘、と呟く。
「何？一体なにが」
隣のスーザンが私に答えを求めるまもなく、ダンブルドア先生は大きく叫んだ。
「ハリー・ポッター…ハリー・ポッター！！」
辺りはざわつき、皆はハリーを探す。しばらくしていかにも不思議そうな顔をしながらハリーが立って前へと歩いていく。
ダンブルドア先生から紙切れを受け取ったハリーに向けられた沢山のヤジは止まない。ダームストラングやボーバトンからもひそひそとした声が聞こえる。
「皆のもの！今日はこれでお開きじゃ。ただちに自分の寮に戻るように」
お開きの言葉が言われると、辺りはさっきよりもざわざわと荒くなった。
「ポッターは17才になってない、おかしいわ」
A何か知ってる？とハンナは歩きながら私に聞く。私は首を横に振ってまさか、と返した。
いつもと同じ時間に尋ねてくるフクロウにお礼を言って手紙を受け取る。その文は荒く書かれていて、いかにもハーマイオニーが焦っているのがよく分かった。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
