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「A、昨日は眠れた？」
セドリックは私に暖かいホットミルクを渡して言った。私は首を横に振る。
『いいえ、最高に眠れなかった』
「だと思ったよ」
そう言って笑う。だって、今日はクィディッチワールドカップの日だもの！
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「よし、ここらでアーサーを待とう」
大きなリュックを持った父は森の中の木の下でそういった。私は楽しみで今にも爆発しそうだが、父の言葉に静かに頷いた。
そういえば今朝フロッケのえさやりをセドリックに頼んだのだがしてくれたのだろうか、と思い後ろを振り向く。
『…セドリック？』
しかし、いるはずの後ろにセドリックいなく困惑していると上からなんだい？と声をかけられる。私は思わずうわっと驚いてしまった。
Aもこい、と言って木の上から手を伸ばしてくるセドリック。私は思わずいや、と苦笑いをする。なぜなら…
『私セドリックに木登りで落とされた覚えしかないわ』
小さい頃の話じゃないか、と笑いながら言うので私は仕方なくその手を握った。父が気をつけるんだぞー、と言うのを背景に大きな枝にセドリックと座る。
「そういえば懐かしいよ、木登りが出来なかったAが枝からぶら下がって落ちそうになってたな」
あれは面白かった、と続けながら私のよれた服をしれっと直してくれる。
『私は命懸けだったけどね』
いたずら好きだった小さい頃のセドリックはよく私を罠にはめては父に叱られていたのを思い出す。…その後私もやり返して最終的には両方怒られていたが…
そうやって雑談していると、木の下にいる父がアーサー！と言った。ロン達が来たみたい。
「やっと来たかこいつめ！」
「すまんエイモス、寝ぼけてぐずぐずした子がいてな！こちらはエイモス・ディゴリーさんだ、魔法省で一緒に働いている」
父とロンのお父さんはそうやって挨拶をする。隣のセドリックが降りよう、と言うが私は無理よと返す。
『私高いところ苦手なのよ』
知ってるでしょう、と小声で言うとセドリックはなんとかなるさと言いながら私の手を掴んで下へジャンプした。
どさっと言う音ともに綺麗に降りたセドリックと見事に尻もちをついた私の2人は一気に注目を浴びる。
「これはこれは…このたくましい若者と可愛いお嬢さんはセドリックとAかな？」
私は恥ずかしさのあまり急いで立ちあがって土を払う。すると後ろの方から手を振られたのでじっと見るとハーマイオニーが居るのがわかった。
久しぶりの再会に私は一目散にハーマイオニーに飛びついた。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
