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私がしばらくぼーっとその様子を見ていると、引きずられて遠くに行ってしまったドラコが凄い形相でこちらにかけて来て、私の手を掴むなりすごい勢いで走ってこの場を離れた。
「なんなんだ、あれは」
服を直しながらそういうドラコに、またちょっかいかけたの？と聞く。するとちょっと話し相手をしただけさ、と誤魔化された。
あれからドラコの腕を借りながらでないとまともに歩けなかった状態からかなり回復して、少しまともに歩けるぐらいになった。
とはいえ、ドラコから見たら酔ってるという事には変わりは無いので心配をかけっぱなしだった。
そうしてしばらく歩いていると、ハンナとすれちがう。
「A！今マダム・パディフットの喫茶店へ行ったのだけれどいい所よ」
すれ違いざまに楽しそうにそういったハンナはかなりロングボトムと上手くいっているみたい。私はありがとう、と言った。
「…本当にここに入るのか？」
いざお店に来て見ると、色んな意味でなかなかキツかった。フリルやリボンで飾られた店内には、カップルばかり。私もドラコもこういう場所はあまり好きじゃないので足を戻そうとした。
『いや、やめときましょう』
すると、店員がちょうどドアから出てきて私達を中に無理やり招き入れた。ドラコがやめろ、なんて言って私の手を引いて店から離れようとすると店員に首の根っこを掴まれて無理矢理入れられた。
「あの店員タダじゃ置かないぞ」
父上に…なんて呟くドラコを横目にお店の光景に絶句する。
あまりにも衝撃的すぎてバタービールの酔いがその時だけ完全に覚めたぐらいだ。
『なにこの店…』
店の中はカップルばかりでみんなイチャイチャしている上に兄のセドリックが居た。こんな店にセドリックとでくわすなんて正直最悪と言っても過言じゃない。
「あら？どうしたの？」
2人で息をひそめて店をこっそり出ようとすると店員にとめられてしまう。
思わずドラコと目を合わせるが、私が何とかすると伝えた。
『ごめんなさい、私酔っていて』
今はなるべく2人きりになりたいの、と店員に耳打ちをすると店員は難なく私達を出してくれた。店を出る間際にお幸せになんて声が聞こえなくもしなかったが無視した。
しばらくホグズミード村を歩き続けて、沢山のお店を周りきって気付けばあっという間に帰る時間になってしまいホグワーツに足を進めていた。
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アヤ(プロフ) - ノアさん» ノア様 初コメありがとうございます！大好きなんてとても嬉しいです…(..)♡これからも楽しんでいただける様な面白い作品をお届けできる様頑張らさせて頂きます（ ; ; ） (2023年1月9日 12時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - みぞれさん» みぞれ様コメントありがとうございます！>< 嬉しい限りです。少しずつですが更新頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いいたします（ ; ; ）♡ (2023年1月9日 12時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初コメ失礼です！ ぱっと見つけておもし読んでいたら面白いし可愛いなどで一気見してしましましたᯅ̈ﾊﾜﾜすっごく面白いです♥️ 最新待ってますっっ!!!!初見で大好きになりましたっっ (2023年1月4日 21時) (レス) @page41 id: 407fe361f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 投稿お疲れ様です。いつも楽しく見させてもらっています。これからも無理せずに頑張ってください^_^ (2023年1月2日 4時) (レス) @page41 id: a2a297a45f (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ベルモットさん» ベルモット様 コメントありがとうございます⸝⸝ > ̫ < ⸝⸝ 斬新だなんて恐れ多いです！こちらこそ宜しくお願い致します( . .)" (2022年12月1日 23時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年11月20日 0時
