番外編続き ページ9
ガチャッ
『どうぞー。』
「お邪魔しますぅ・・・。」
遂に来ちゃったよ・・・/////
『あ、今からお風呂沸かすね!ちょっと待ってて!ゲーム何しててもいいから!』
「あ。じゃあマ〇オメーカー借りますねー」
そして私はお風呂を洗って、お湯張って入浴剤選んで・・・
ついでに洗濯もやっちゃおう、と洗濯機も回し、20分ほどで匠さんの元に戻ると若干のドヤ顔で私を見ていた。
しかもその顔で「このコースをクリアしてみて?」とか言われて私のゲーマー魂が疼いた。←
ご飯を作るのも忘れて始めたのはいいんだけど・・・
『簡単すぎない?』
ボスキャラもいなければ特別凝った仕掛けもない。
・・・なんだよこれ。途中で少し手を止めると、
「まあまあ。もうちょっと進めてみて?」
と言われた。言われた通り勧めていくと土管があった。
中に入るとコインが1面に埋め尽くされてて、背景に何かが書いてある事もよく見なきゃ分からないほど。
バネとかも置いてあるから使ってコインを回収すると、背景に書いてあった文字が出てきた。
【あなたのことがすきです】
少し読みづらいけど、確かにそう書いてあった。
はっとして後ろを振り向くと、ドヤ顔なんてしてなかったかのような真剣な表情で私を見つめる匠さんと目が合った。
「ラムネ、オレ、ラムネのことが好きです。一緒に実況を始めた2年前から、ずっと。」
ずっと片思いだと思ってた私の気持ちが実は両思いだった事、匠さんらしく告白されたこと、全部が現実なんだって事がわかった時、一筋の涙がほっぺを伝った。
私の涙をそっと拭って、匠さんはこう言った。
「オレの彼女になってくれますか?」
私は少し震えた声で、こう返した。
『・・・はい、匠さんの彼女に、なりたいです。』
すると、ぱあっと顔を輝かせた匠さんが抱きしめてくれた。
・・・こんな事って、あるんだね。
だって今日は12月25日。
番外編 聖夜に起きた奇跡 Fin
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ラムネ(プロフ) - 咲夜さん» ありがとうございます!3月のから更新多めにする予定なので楽しみにしててください! (2016年2月20日 13時) (レス) id: 7f310ac843 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 更新頑張ってください!!応援してます! (2016年2月20日 12時) (レス) id: f93f21247b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラムネ | 作成日時:2015年12月20日 11時