世界で一番【あほの坂田】

世界で7 ページ9

A サイド

何故か私と志麻が目を話しているすきに私と坂田の家にお泊りすることになった。

因みにだが、坂田と私は二人で同棲している。

坂田の父曰く私がいればどこに住んでもいいらしい。

迷惑な話だ。

家でくらい休ませてくれ。

『坂田様、私抜きで勝手にそういうことを決めないでください』

家に付き坂田を軽く説教をするがまったく効果はない。

さ「だって！センラがゲームしたいって！」

せ「言ってないわ」

さ「う、うらさんが、、！」

う「人のせいにするな」

やっぱりあんたが犯人じゃねぇか。

し「Aが迷惑だったら帰るけど」

志麻は気を使ってくれているが特に迷惑ではない。

『いや、いい。ただあんまり食材がないから買い出しに行ってくる』

財布と携帯、そしてエコバッグをもって支度する。

さ「僕も行きたい！」

はいはい！と手を上げる坂田。

『荷物を持っては坂田様を守れないので却下です』

ズバッと言い捨てるとしゅんっ、と凹む坂田。

し「俺がいってもいいけど3人だけになると危ないしなぁ〜」

かと言ってセンラが行っても守れないのは同じ。

せ「みんなで行くのも周りの邪魔になるしなぁ」

すると、志麻、センラはうらたをみた。

う「なんでこっち見るんだよ、、、」

まさか、、、。

『いや、大丈夫だ、一人で行く』

せ「いやいや、女の子なんやし男四人分の食材を持つのはきついやろ」

し「まとめ買いするなら尚更やしなぁ」

うんうん、とうなずく志麻とセンラ。

余計なこと言いやがって。

さ「はい！主人として命令や！うらさんと買い物に行くこと！」

こういうときだけ主人ズラすんな。

う「俺が行くのは強制なのかよ、、」

いや、本当に1人で大丈夫なんだけど、、。

従者として鍛えてるんだどのくらい荷物があろうとどうってことない。

それにうらたにも迷惑だろう。

しかし、主人と従者という関係がある限り"お願い"ではなく"命令"となれば逆らえない。

『うらた様、すみません、私は命令となれば逆らうことはできません、お願いできますか？』

う「まぁ、そういうことなら、、、」

仕方ないよな、、、と言葉を濁してうらたは承知してくれた。

し/さ/せ「「行ってらっしゃい〜」」

はぁ、面倒くさい。

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