探偵チームKZ事件ノートsummer vacation

取り調べ。 ページ47

男子Side
小塚目線
僕たちはアーヤを送っていってから近くの公園で集まった。
持ちろん議題は上杉がアーヤに上げたアメと黒木の公開告白(３回目も振られたこと)だった。
若「それではこれから探偵チームKZ男子メンバーでの特別会議を始める。
はじめにだな…上杉。お前女子にアメを渡す意味がわかるか？」
若武は思いっきり格好つけていった。
ま。それが若武なんだけどね。
上「知るか。」
上杉はキレ気味だった…
若「てめえ！！意味もねーのにアーヤに物を渡すな！！」
そんなルールあったっけ？
黒木の方を見ると首をすくめて
黒「多分今できたんだろ。」
美「てか、上杉はあげる意味知ってる？」
上「さっきも言ったけど知らね。」
美「もういいや。」
若武も諦めたような顔をした。
若「んじゃあ、次はその余裕そうな顔をしている黒木に聞く。
アーヤになんであそこで告白した！！！俺もしたかったのに！！！あと、1回目と3回目は知ってるけど、2回目っていつしたんだ！」
黒木は薄く笑っていた。
僕自身どこで告白をしたかはわからない。
けど、アイドル王子のときに立場な武勇伝ができた理由のときに確か聞いたな…
若武はその時聞かなかったのか…
隣ではまくしたてる若武と余裕な対応を見せる黒木がいた。
周りを見ると呆れたように立つ上杉、眠りそうになっている七鬼、何かを考えるようにしている美門がいた。
美門に話しかけたら、俺も黒木がアーヤに3回も告白してること知らなかった。今回の告白が初めてかと思った。
僕は若武と黒木が言い合ってる間に出会いから黒木が告白した場面を教えた。
美門「てか、アーヤと黒木の出会いがナンパってどうゆうことでしょ？ま。黒木なら分からなくもないけど…」
そんなことを話していると黒木が声をかけてきた。
終わったらしい。
今回は黒木の勝ち。
勝った理由としては、若武劇場に黒木が引っかからなことだったらしい。
若武は悔しそうな顔をしていたが当たり前だと思う。
だって黒木の知り合いには本物の詐欺師とかもいそうなんだもん…
黒木が策士な理由もきっとそれが関係してるんだろうな…
上「若武。お前てく磨いとけ。
俺でも引っかからんぞ…」
若「七鬼！！！起きろ！帰るぞ。」
七「ん……ムニャムニャ…………おはよ。」
美「七鬼、起きるの時間かかるな…」
その後はみんなで分かれ道までくだらない話をした。

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