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静かな朝。 ページ19

彩Side
太陽の光で起きた。
周りを見てみると自分の部屋じゃないことに驚いた。
少しして昨日若竹の別荘に来ていたことを思い出した。
そして夜おきたことも思い出した。
忘れたままだったらどんなに良かったのか…
今日からどうやって接していこうかと考えていると黒木くんの顔が目に入った。
そういえば今日誕生日だったな…
部屋に入ってかばんから黒木くんの誕生日プレゼントを取り出す。
そして黒木くんのために選んだメッセージカードを袋の先につけておく。
メッセージは、もうすでに書いてある状態だから大丈夫。
そっと黒木くんの頭の横においといた。
中身は時計。
黒を貴重としたすごく大人っぽい時計。
5月にたまたま通りかかったところ見つけて黒木くんにぴったりだな…と思ってお店の人に頼んでとっといてもらっていた。
お小遣いも事情を話して少し増やしてもらって9月からのを少し減らしてもらおうと思ったらお母さんが黒木くんの誕生日ならいいわよ。と言って9月からのもそのままにしてくれた。
少ししてから黒木くんは起きた。
黒「ん。アーヤ。おはよう。」
早速プレゼントに気づいてくれた。
黒「これは姫からですか?」
驚いた顔をしていたし、少し嬉しそうだった。
黒「一番はじめにアーヤに祝ってもらえるのは幸せだな。」
少し照れたと同時に昨日は結構遅くまで起きてたと思うのに誰にも祝われることがなかったのかと思うと少し寂しく感じた。
二人でみんなを起こすことにした。
私は上杉くんと忍、小塚くんを任された。
さらっと気を使ってけれた。
みんなを起こしてからリビングに行くと島崎さんが、
島「たしか今日は黒木さんの誕生日だったと思うのですが…」
と遠慮がちに聞いてきた。
黒木くんは微笑んで
黒「はい。そうです。」
島崎さんはホッとしたような顔をしていた。
その後ご飯を食べた。
若武とは、目を合わせなかった。
部屋に戻ると、
若「諸君、今日は黒木の誕生日だ。祝うぞ。」
といつもどおりに話していた。
まるで昨日の事がなかったのかのように。
私は島崎さんとケーキを作ることにした。
黒木くんと、上杉くんは甘すぎるのが苦手だと言っていたからビターチョコのケーキにした。
分担はこんな感じ。
ケーキ:アーヤ、島崎さん
飾り付け:若武、翼、忍
上杉くんと黒木くんはでかけた。
作業してる間も若武とは目を合わせなかった。
島崎さんも気づいただろうけど何も行ってこなかった。
忍だけが何回かこっちを見ていて目があった。

その頃 別の人Side→←その後 男子Side



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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 夏、旅行 , 誕生日   
作品ジャンル:恋愛
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kz大好き少女 - 若武が若竹に・・・。 (2022年3月24日 15時) (レス) @page4 id: bfe81bac03 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 初めてで申し訳ないのですが、ページ37の『留年』ではなく、『留学』では?私も、同じ気持ちです!悲しいのか、嬉しいのか…あと、今回のアーヤ荒れてませんでしたか?荒れているというか、気持ちの上下が激しいというか。 (2020年7月16日 20時) (レス) id: 625977d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すみません!ページ4の、「島崎さん」のところもでした! 何度もすみません! (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして!  えっと、誤字を発見しました!  ページ3の、「集合」の、若武が、若竹になっていますよ! (2020年7月5日 17時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんリン | 作成日時:2020年7月4日 9時

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