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個人部屋 別の二人(嵐のような夜) ページ16

各部屋に戻って明日の準備をして布団を敷いて寝ることになった。
途中でドアをノックする音がして若武の入ってもいいか?という声が聞こえた。
散らかってはないから大丈夫。
若武を招き入れた。
若「さっき上杉を部屋に上げたとき何してた?」
真剣な顔だった。
なかなか返事をしない私に若武は次第にイライラしてきたのか落ち着きがなくなっていた。
立「何もなかったよ?」
目を見て言いたかったけど視線を少しずらしてしまった。
若武は、じっとこっちを見るとこんなことはなかったか?といきなり体を倒して聞いてきた。
目を開けると天井と真剣な顔の若武だけが写った。
少しの恐怖。
立「離して………」
押し返すけど私の力では到底押し返すことができない。
若武は片手で私の腕を頭の上で一つにまとめ、
若「アーヤ。こんなことされてないか?」
思考回路が停止しかけていた。
ふとドアの方を見ると、翼が目に入った。
翼は私と目があった瞬間若武に殴りかかっていた。
美「若武。心の友にこんなことしといてただですむと思わないほうがいいよ。
黒木達に言ったら殺されそうだね。」
黒い笑いをしていた。
若武は翼の方に殴りかかっていた。
騒ぎを聞きつけた黒木くん、上杉くん、小塚くん、忍が心配そうな顔を出みてきた。
黒木くんが若武を抑え、上杉くんが翼を取り押さえて引き剥がしていた。
忍はじっとこっちを見ていた。
黒「アーヤ。説明してもらってもいいかな。」
私はなかなか答えることができなかった。
すると黒木くんは小塚くんの耳になにか言い、若武を連れて出ていった。
忍も雰囲気で出てくれた。
上杉くんも翼を連れて部屋を出た。
取り残されたのは私と小塚くんだけ。
小「アーヤ。無理に話さなくてもいいからね。」
すごく安心した。
そして若武が怖く見えたこと、部屋で起きた事を少しずつ話した。
翼がどこからかわからないけど見ていたことも話した。
途中で泣いてしまった。
そしたら小塚くんが抱きしめてくれた。
隣の部屋は静かだった。
どれくらいだっただろうか。
少ししてから私も大分落ち着いたから部屋を出ることにした。
少しすると隣の部屋から忍が出てきた。
七「今日別で寝るか?」
私は少し考えた。
でもみんなで寝たいっていう気持ちがなかったわけではないし提案した忍にもなんか申し訳ないなと思った。
立「忍。みんなで寝よ?」
小「アーヤ。無理しなくていいんだよ?」
先に寝ることにした。
布団は若武と話してもらった。

作者から飛ばしてもらってよき→←大人な対応 あれから



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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 夏、旅行 , 誕生日   
作品ジャンル:恋愛
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kz大好き少女 - 若武が若竹に・・・。 (2022年3月24日 15時) (レス) @page4 id: bfe81bac03 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 初めてで申し訳ないのですが、ページ37の『留年』ではなく、『留学』では?私も、同じ気持ちです!悲しいのか、嬉しいのか…あと、今回のアーヤ荒れてませんでしたか?荒れているというか、気持ちの上下が激しいというか。 (2020年7月16日 20時) (レス) id: 625977d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すみません!ページ4の、「島崎さん」のところもでした! 何度もすみません! (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして!  えっと、誤字を発見しました!  ページ3の、「集合」の、若武が、若竹になっていますよ! (2020年7月5日 17時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんリン | 作成日時:2020年7月4日 9時

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