シングルマザーですどうも。 (ページ4)

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Aside

『ねぇAちゃん。俺達結婚しない？？』

42のおっさんに結婚をせがまれる私A18歳。

金があるヤツだったらいいけど42のニートと結婚なんてお断りだ。

と思ってずっと拒み続けていたが…

遂にそのオッサンにストーカーされるという。

子供保育園に預けてコンビニ寄ると偶然を装って話しかけてくる。

オ「俺毎日ここ来てるんだよねぇ。」

本人曰く毎日ここに来ているらしい。

「はは、」

愛想笑いでやり過ごそうとすると…

オ「なんで結婚してくれないの？俺幸せにする自信あるけど…」

としつこく話しかけてくる。

朝の7時からこんなだる絡みされて流石に我慢できる訳ないよな。

「42のニートがJK幸せにできるほど世の中甘くねぇよ失せろ。」

そう言ってオッサンの顔も確認せずにジュースを持ってレジに並ぶ。

会計を済ませ店を出ると後ろにオッサンの姿。

まだ懲りないのかよ…

「はぁ…あの、」

と、言いかけた瞬間。

思い切り左腕を掴まれる。

「え、ちょ。」

42のオッサンの力には適うわけもなく呆気なく車の方に引きずり込まれる。

もうダメだと観念した時だった。

突然オッサンの手が離れる。

何事かと思い顔を上げるとそこには

オッサンより遥かに身長が高くガタイのいい青年が立っていた。

？「俺の女に触んないで。」

オッサンの腕を掴んだままそう言う青年。

驚きで声が出ない。

オ「は、はぁ？こんなヤりまんに男なんて出来るわけねぇだろ！」

相当焦っているオッサン。

？「警察呼ばれたくなかったら帰れよ。」

青年の片手にはスマホが握られている。

いっその事通報してくださいホント。

オ「チッ」

おどされて観念したのかオッサンは車にそそくさと乗り込み消えてしまった。