シンパティクシュ

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雄登side









飛貴「早く告れば？」


雄登「……出来たら告ってるし」









Aちゃん達の、校内の階段









彼女たちのクラスへ向かう時間、

最近の、俺達の進展を話していたら
浮所がこんなことを言い出した









そんな簡単に告れれば、
こんな悩まねぇーっつの







俺は、浮所みたいに
すぐ素直になれないから。








龍我「那須のいくじなし！」



雄登「うるせー」









龍我まで？！




ああ、龍我も
ユキちゃんに告って付き合ったのか









すると、浮所が
とある教室を目の前に足を止める









飛貴「あ、ここじゃない？」









2年、B組らしいんだけど……









教室を見渡すや否や、



浮所と龍我は
それぞれすぐ彼女のもとに行ってしまった









アミ「飛貴ー！」


飛貴「アミ！」









龍我「ユキちゃーん！」


ユキ「ちょ、！声大きいから！」









ふたりとも、リア充かよ……。




いや、リア充なんだけどさ、、









あれ？Aちゃんは？









ここの制服はブレザーなのに、

何故か、セーラー服に身を包み
眼鏡をかけている女の子









……っ、







いた、！









……なんか、








Aちゃん、

今日はいっそう可愛い気がする、、、




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